パリの二日目② 5/27 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

いきなりの海外旅行記復活です。
前回は昨年でした。
まあ、そんな事はどうでもいい。
自分で見返して、思い出します。

さて、約5時間かけて10:00開場のルーブル美術館の中をグルグル回ったバード。
次なる目的があります。
オルセー美術館です。

ルーブル美術館から歩いていける距離です。
そういう所が凄いよな。
ここらへんに爆弾落ちたら、富士山が無くなる位の衝撃だろう。
いや、俺にとっては富士山以上だが。

さて、ルーブルに行っても何も食べずに5時間回ったバード。
勿論、何も食べずにオルセーに入ります。
イメージ 1
写真は引用。


半年ぐらい前。
大昔に録ったVHSで、NHKオルセー美術館を見ました。
中学か高校時代に録画したもの。
当時のバードは行きたかったんでしょうね。
物凄く印象に残っていました。
ヨーロッパに行く一つの理由でしたから。
「いつかあそこに行ってやる」と、学生のバードは思ったことでしょう。

でも、はじめにスペインに行って。
ベラスケスやゴヤを見た後なのがいけなかった。
あちらの方に心を奪われていました。

それでも、教科書クラスの絵画がゴロゴロ。
まさに、ゴロゴロクラス。
イメージ 2
鉄道の駅舎を改造して造られた、比較的新しい美術館。

19世紀絵画がずらりと並べられています。
さて、入ったバード。いきなりこう日本人に言われました。
「ミレーの落穂拾い何処にある?」
なんで、ココまで来ていきなりこう言う質問されないけんの?
意地悪して、英語で答えようとも思いましたが。
そんな、語学力があるわけでもなく。
持っていたパンフレットから、あそこらへんじゃない?と、教えました。


さて、バードは順番に見ていく。
その中でも今でも印象に残っているのは、
ドガの踊り子達でした。
イメージ 3
パステルで描かれているので、色落ち日焼けしないように。
一際暗い部屋に飾られていました。
その絵を見ると、ドガがどれほど彼女達を追っていたか解ります。
ココでの一番でしたね。

本当はこれを見に行きたかったのでした。
イメージ 4
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」

でもね、やっぱりスペイン行った後では、
もうあれには敵わないの。


さて、グルグル回った後、館内にレストランが有った。
流石に、朝から歩きっぱなし。
腹減ったな~~~と思いましたが。
店の入り口にあるメニュー見てビックリ!
とんでもなく高いんでヤンの!
オレンジジュース一杯で、俺の晩飯代を超えるような額。
値段は流石に忘れましたが。
こんな所で喰ってられるか!と、思ったのだけは覚えています。

で、流石にクタクタになり美術館の出口ぐらいで座っていたら。
パ~~ポ~~~!パ~~ポ~~!
と、海外っぽい救急車の音がして。
美術館の前に停まった。
なんじゃ?と、思ったら。
白人の老夫婦のおじいさんの方が担架に載せられて出て行った・・・。

こう言うところで死ぬのも有りかな?
とは思いませんでした。

では、歩いて帰ります。
オルセーの場所から。ノートルダム寺院のある場所。
その先に宿がある。
方向さえ解れば歩いて行けば、知ってる所にでる。
その途中新オペラ座を通りました。
どう見てもオペラを見る人じゃありませんが。
自分と似た様な格好をしたバックパッカーの世界各国の若者たちが、
階段とかに座っていました。

その時バードは、「ココも世界の中心の一つかも」
と、思いました。あまりにも色んな人が居たから。
後、もう一度バードはこの感覚を旅行中に味わいます。
後、「世界の中心」として思いつくのはNYのタイムズスクエアでしょうか?
日本では味わえない感覚でしょうね。

さて、帰りがけ歩くので晩飯も買って帰ります。
中華料理のお持ち帰りのお店があったので、
焼きそばを買って帰ります。
思いっきり日本の焼きソバに似ていた事だけは覚えています。

で、YHに6:00着いて、色んな日本人人と情報を交わし。
クタクタなので、10:30には寝ました。

当時の日記にはオルセーの方が良かったと書いています。

カルト・ミュッセ 170F 美術館に入りたい放題のチケット。
予約        65F 何の予約か覚えていない。多分、次の電車の予約。
晩飯代       50F 多分ヤキソバ以外に飲み物とかを買ってるはず。

こうやって、パリの二日目は終わりました。