目の覚めた話 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、8月に比べ更新が少ないといわれたバードです。
スイマセン、怠けてるだけです。
 
では、今回は時々出てくるお友達の兄妹さんの話です。
 
さて、その妹ちゃんが、なにやら絵を見せてくる。
と言うか、絵を前面に押し出して歩いている。
おいらに見せたくてたまらないらしい。
 
絵を見て何となく解りました、
と、言うか「もじこうレトロ」と行き先案内板に
ひらがなで書いている乗り物の絵です。
 
これは、おいらが最近見たトロッコ列車か?
『これトロッコ列車?』と、妹ちゃんに訊くと違うと言う。
 
じゃあ、もうアレしかない
『山道グルグル登るバスだね』と言うと
『そうよ!』と答えてくれます。
 
で、『何か賞を取った?』と訊くと取っていないと言います。
『そりゃ、おかしいね~。こんなにイイ絵なのに。』
と、悔しがるフリをします。
 
と、そこにお兄ちゃんが来て。
『でも、ココと、ここが違うんだよ!』と、自分に説明してくれます。
 
自分慌てて、
『お兄ちゃ~~ん、それを言っちゃおしまいだよ』
と、寅さん風に言います。
 
しかし、妹ちゃんは全く負けてはいませんでした。
 
 
 
「ナンネ!同じじゃないと
いけんのね!!!」
 
 
と、全く御説ごもっともな事を言います。
 
 
 
いやあ、バード、その後よく考えて目が覚めました。
余りにも写実主義に傾倒し過ぎていましたね。
その物ではなく、それをどう表現するかが芸術でした。
 
 
小学一年生に
教えられた
バードでした。
 
 
 
 
因みにこの兄妹の力関係は、
妹ちゃんの方が強いです。
いや、お兄ちゃんが優しすぎるのかな。