マドリッド→バイヨンヌ フランス入国 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、突然思い出しての海外旅行記です。

数ヶ月たっていますが。まあお気になさらずに。

では、マドリッドの駅で夜行列車に乗り。
コンパートメントに満席で。
何とか荷物を上の棚に上げて。
周りは当然スペインの方ばかり。
おじちゃんおばあちゃん、若い衆ごちゃ混ぜ。
で、当たり前の如く一人東洋人・・・。
夜行列車と言っても、夜走るだけで。
寝台設備とかはゼロです。
う~~ん、創造と違った・・・。
と思ってももう遅い。
帽子を深々と被って寝る。
とここまで書いていましたね。
11:00マドリッド出発です。

で、一度起きると。そこは車掌が。
チケットを見せて改札終了。
この時点では、まだ全員いました。
時計は見てませんが。
一時間も経っていないでしょう。


で、次に起きた時はおじいさんおばあさんはいなくて。
若い男一人。
そして、同年代ぐらいの女性。
そして、自分の三人。
若い女性は廊下から漏れる光で本を読んでいました。
知らない間にコンパートメントの光は消えていて。
自分と、その女性が目があったら。
女性はカーテンを閉めてくれました。
お辞儀をして又寝ます・・・。


次に起きたのは人の気配で起きたようです。
カーテンから除く男がいました。
ジプシーみたいな人でした。
浮浪者みたいです。
コンパートメントの中は自分一人になっていました。
海外の鉄道にはよく出るみたいです。
何しろ、日本みたいに改札が無いわけですから。
入ろうと思えば入れます。
こっちが起きているとポーズをすると、
奥の方に行きました。
流石に、危険を感じたので。
上の棚に置いていた荷物を下ろし。
それにのっかかりながら、又ウトウトと・・・・。


そして、起床した時は外は明るくなっていました。
左側には大西洋が見えます。
何とも暗い色だったのを覚えています。

買ってあったパンと飲み物で車内で朝食。

そして、思った事は。
もう、絶対夜行で移動はしないぞ!!

で、駅に着くと自分と同じ様なバックパッカーがゾロゾロと。
そして、ゴミ箱にスペインの小銭を捨てています。
自分もったいないので拾っちゃいました(笑)

さて?フランスに着いたが。
入国の審査も何もなし。
では、何処へ行くか?
二方向です。

一つは、そのまま東に行って、モナコ・イタリア方面。
バルセロナから行った方が近いと言えば近いですが。
TGVが発達しているフランスでは余り気にしません。

もう一つの案は。
北に上り、パリに近づくと言う案。


ちょうど汽車が停まっており。
何処に行くんだろう?と思って乗ってる人に訊いてみる。
正確に言うと、地図を見せて
「何処行くの?」とパントマイム。
乗っている人はシスター二人組みでした。
帽子をチャント脱いで挨拶して訊きました。
どうも、第一案の方ですね。東に行くみたいです。
シスターと旅と言うのもいいですが。
イタリア→ルネッサンス。
絵画としては余り興味が無い。
そしてこの列車、どう見ても鈍行列車・・・。
ちょっとパスだな。

やっぱり北上案を取ろうと、
TGVのチケットを取りに行くのでした。


続きます。