マドリッド二日目 美術館編 | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

どうも、半年ぶりの更新です。
なぜ今か?
パソの故障により。何か焦ったからです。
とりあえずは、マドリッド脱出編まで書き続けます。

 

では、半年前は・・・・宿を取った所ですね。

 

 

その宿の室内の写真。
もちろん洗濯は自室で自分でします。
怒られませんでしたよ。
洗った靴下がリアルでしょう。
イメージ 1
1800円の宿です。
戸を開けると、向かいの人の部屋(一般家庭)が見えます。
う~~ん、開放的。

 

 

 

 

前日のレアルマドリッド優勝記念暴動で
今日の街の機能は大丈夫だか?と思いましたが。
全くもって普通でした・・・・。
それどころかデモをやっていました。
シスターらしき人と、なにやら女性の団体のデモ。
警官が警備しています。
赤十字みたいなのがあったので、たぶん看護婦さんのでもですね。
多分です。
ただ、前日に銅像前に有ったフェンスは健在でした。
まあ、レアルの優勝記念暴動(?)なんて日常茶飯事なのでしょうね。
多分。

 

 

 

 

 

さて、荷物を置いてもらってまず向かったのは。
プラド美術館。

 

 

 

 

 

 

私正直言うと、印象派を見たくて欧州に行ったというのも
理由の一つです。
しかし、やられましたね。
プラドに行ってやられました。
ゴヤ、エル・グレコ、ベラスケスの本物を見てしまうと。
印象派なんて、霞んでしまいました。
いや、この後見た印象派の感動は
この作品群に比べるともう矮小と言って良い位になりました。

 

 

 

 

 

 

特に感動したのが
イメージ 2
ベラスケスの「ラス・メニーナス」
この前で10分はたたずみましたね。
誰かが言っていましたが。
人類史上最高の絵画はこれだと言う説。
いやあ、自分もその説は賛成ですよ。
絵の中に、歴史、生活等の背景が封じ込められています。
それを考えるだけでも、一晩二晩過ごせます。
流石に、それはきついのでやった事はありませんが。
これと匹敵する絵は後一つ位しか思いつきません。
あくまで自分観点ですが・・・・。
一番凄いのが、これがポンと飾られているんですよね。
歴史上最高の
絵画がですよ!!
(自薦によります)

 

 

 

本気でこの街に住みたいと思いましたよ。
落ち込んだ時はこれ見に来ますよ。
人類史上最高の絵画ですよ。
しつこいようですが、
見たときの感動はこれ以上で、
全く表現は出来ていません。
涙を流さないだけで、
もうたまりませんでしたよ。

 

 

 

それにしても凄い収蔵作品。
ゴヤのマハの絵が並んでいますよ。
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もう笑いが出るぐらい有名作品の連発。
マハの裸像と着衣が見比べられるんですよ。
土下座して、三回ぐらいスペイン国王にお礼言いたかったですよ。

 

 

 

 

 

地下(だったと思う)にはエル・グレコがありました。
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聖三位一体
この、グレコの青にはやられました。
凄く映えています。
いぶし銀のアオレンジャー並みの映え具合。
そして、香港映画の「終劇」並みの面長の面構え。
最高でした。

 

 

 

 

 

そして、ここではアクシデントが。
プラドでは、団体客もあり。
小学生の社会見学?もあり。
撮影は基本オッケーだった気もしますが。
兎に角フラッシュは禁止。
でも、フラッシュ焚く人が居るんですね。
自分も見ていた時、子供の一人が焚いて写したんですよ。
ガードマンが飛んできましたよ。
そして、子供がいっせいにコイツだ!
と、焚いた子供を指差すんですよ。
爆笑しました。
いや、館内お静かになので。
爆笑はしていませんが。

 

 

 

あまりに一斉にやるので、
自分もその子供指差そうかと思いましたよ。
まあ、そんな感じなので撮影全面禁止になったみたいですね。

 

 

 

ちなみに、アジア人は珍しいらしく。
入れ替わり立ち代り子供に見上げられましたが。
この頃にはもう慣れていましたよ。
自分だって、子供の頃外国人見たら同じ事したろう。
目が合った子には「アッカン・ベー」をしました。
ウケましたよ。

 

 

 

 

他にも素晴らしすぎる絵が大量にあります。
ベラスケスの肖像画コーナーなんて。
何往復した事か。

 

 

 

ココは最高でした。
まだ行っていない美術館三つと。
プラド美術館、どちらか行かせて貰えると言われても。
プラドに行きます。
行かせて貰います。
又行きたい・・・・。

 

 

イメージ 6
プラド美術館入り口です。

 

 

 

長くなったので。又続きます。
これで午前中ですかね。