12月&1月の本 | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

12月は、プラモデルに追われていたので。
実質読んだ本は二冊でした・・・。
1月で少し取り戻しました。
では、いつも通り羅列していきます。

「図解 日本陸軍歩兵」
まあ、これじゃあ勝てねぇよな・・・。
を、図解してくれます。

「ストラディヴァリウス」
何か、書いている人の一言一言が鼻につく。
自慢のつもりじゃないでしょうが、自慢になってる。
わたくしバードは、大学の時に友人にバイオリンを弾かせてもらった事があります。
指一本の幅がちょうどドレミの音階になるんですよね?ドレミの歌を綺麗に弾きました。
ビオラは指二本で一音階なんですよね。(こんな鼻につく自慢が続きます)

「貧民の帝都」
公の付く所は手を打たないが、虐めるのは得意。
そんな感じを受けました。

「モンスターペイシェント」
初めは表題の通り困った患者の笑い話でしたが、
段々話がでかくなります。
「人間の一生は、母の痛みで始まり、己の痛みで終わる」
この言葉が印象に残りました。

「木簡から探る和歌の起源」
この本は、本当に読むのが辛かった…。
手を出すんじゃなかった。

「嘘発見器よ永遠なれ」
1920代、米の銀行で着服を嘘発見器で調査して。
自白した1000人の内、再犯を犯したのは3人。
だから、銀行とかは喜んでこの調査をしたらしい。
1933年のシカゴ万博の入り口に掲げられた文句。
「科学が発見し、産業が応用し、人間が従う」
うん、当ってるよ。俺、地デジよく解んねえ・・・。

「テレビと宗教」
スピリチュアル批判って書けばイイのに・・・。

「死刑執行人だけが知る監獄の叫び」
この作者、昔名古屋のテレビ番組「ノブナガ」の
電話インタビューにでたな。同じエピソードが書かれていた。
どちらかと言うと、腐った官の批判でしたが、
書名の勝利ですね。手に取ってしまいました。

「戦争サービス業」
NGOの安全の保障は国家は責任を取らないと言う。
だけどお金を出すから、民間警備会社を附けて出歩いてくれ
と言って、民間軍事会社と共に行動させる。
NGOやボランティアとなれば軍が行き難い所にも行けるので。
で、その民間軍事会社の人はスパイと同じ事をする。
もちろん軍&国からはそうしろと依頼されている。
結果NGO達は現地の人に嫌われると言う構図が出来た。
やっぱり、お上のやる事は抜かりが無いね~~。

「縄文人追跡」
何か物凄く縄文人に馴れ馴れしい本。
ひょっとして、作者は縄文人と友達か?

アタリはやっぱり「戦争サービス業」
捕まったらジュネーブ条約に引っかからないかもしれないが。
ほぼ、元上級プロ軍人が雇われているし。
下手な正規兵よりよっぽど精鋭。

イラクでの捕虜収容所の虐待事件がありましたよね?
軍人は裁かれましたが、あそこには民間軍事会社の人も居ました。
尋問専門の人たちが。でその人たちの裁きは????
領収証の要らない世界みたいで、
現代はこう言う人達が居ないと戦争も出来ないみたいです。