麺の旅 折れた牙編 | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

再び、いつもの相方とうどんを食べに。
今回はタイミングが絶妙だった。
カレーをひとしきり食べた後に電話がかかってきた。
彼は、千里眼か?天狗様か?
「食べに行かんのか?」と言われて逃げる訳には行かない。
「行くに決まってるだろうが!」と、行く。
R322をずっと下った所にある立ち食いうどん屋。
この「立ち食いうどん屋」が店名なのだろうか?
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350円で素うどん、後乗せの海老天ごぼ天等あるが。
カレーを食べた後では無理…。
熱いのを立ってハフハフ言って食べる。

その後隣のたこ焼き屋で、相方がたこ焼きを買う。
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このソースがケチャップ味。と言うかトマトジュース味。
これ、ソース漬けないで売ってくれないかな…。
どうも自分には合わなかった。

その後、行きがけに見つけたうどん屋があった。
そこに相方は行きたかったみたいだが、
「ちょっと、待ってくれ。俺はカレーを食べ、今うどんも食べた。
正直、キッツイ」と言うと。
「いいじゃないか、今ちょうどカレーうどんじゃないか。
なに?胃がもたれてる?反芻しろよ!
あそこで食べて、カレーうどんうどんだ!」と励ましてくれる。
「そうか、反芻して黄色いすっぱい液体が出てくるって、それ胃液だよ!」
と、このノリ突っ込み会話をその後車内で二回繰り返した。(実話)

そして、帰りがけ店が近づくと
「昔のバードはそんなんじゃなかった。
かけそばと、かけうどんを同時に頼んだ、あの伝説は嘘か?
お好み焼きと、モダン焼きを同時に頼んだと言う伝説も!
お前は、もうあの頃の牙は折れたのか?」と。
(両方共、激しく後悔をしました。未だに馬鹿にされます)
そして、ここまで言われたら、一番聞きたくない言葉を言われる。
「バード、マイルドになったね・・・。」と。
私は言い返しました「おぉ!行ってやる食べてやる!
でも、食べる事は食べられるけどな、美味しくは食べられないぞ!」

で、行ってみると繁盛店らしく3時で閉まってました。
「ジ~~~ザス!」と、両人差し指を天に向けてバードは叫びました。
車の天井に指が当たって突き指するのも恐れずに…。
そうまるで、エイドリア~~ンと叫ぶロッキーの様に!
 バードは確かに勝ったのでした。         

              終