京都で食べたかったもの


それは


手の込んだ和食


自分の料理に飽きました。笑

誰かが作ってくれた美味しい和食が食べたい。



吉兆、菊乃井、下鴨茶寮


どれも行ける年齢にはなりましたが

行ける経済力と相手がない😂


ひとりで行ける高級割烹


もう一択でした。


和久傳 京都伊勢丹11階


です。


ランチで4500円

4500円のランチは予約不可。

(予約は一万円コースから)

一万円以上の予約の人が多ければ入れない。


どうしても食べたくて開店前から並びました。



11時開店で20分前について

なんと既に6人待ち。

みんな4500円ランチ狙い。

(予約の人はそんなに早く来ない)


椅子に座って待っていると

いかにも接客のプロといった空気を纏った女性が現れて注文を聞かれました。


見せてもらったメニューが達筆すぎて読めなかった。笑


どうやらその日は予約客は少なく、予約なしで食べられるらしくてラッキー♡


上品な言葉遣いで滑らかに話す京女の言葉が全然頭に入ってこなくて、ご飯の選択(丼や鯖寿司など)方法を聞き逃し、もう一度お願いしますと聞き直してしまった。わたし日本人なのに🤣


接客から地元の和食店とは大違いでソワソワ。


店内に案内された席は

景色の良いカウンター。

素晴らしい。感激。



何だったか

京都の有名な大文字焼き?

の山が見えます。



最初に出されたお茶が

あまりに小さな器でびっくりして

シルバニアファミリーの気分。

どんな気分だよ。



さらに次の食前酒のグラスはまたまた小さくて

こんな少しでは味がわからない

もっと沢山くれませんかと

言いそうになる。



京都の人は口と胃が小さいのか。


と感心していたら


隣のご夫婦は


お酒を次々注文。

若い板前さんと客で楽しく会話しながらおすすめのお酒を聞いています。


そういうことか。。。

お酒や飲み物は課金と会話が必要なのだ。


竹の容器に入った日本酒を注文

隣の人が。笑



でも私はこのランチの後、観光の予定だから酔っぱらうわけにはいかない。


大人しく料理を持ちまして


前菜



鯛のすまし汁


美味しくてうなった。



鱧とマッシュルーム、山椒ときのこのソース


こんな料理食べたことない。これまた感激。


写真のセンスがなさすぎてすみません。


極めつけは鯖寿司。

(ご飯は他にも選べます。)


鯖が分厚くて昆布まで美味しい。



味噌汁もいただいて


デザートは最中に餡がサンドされたもの。



全体通してどれも美味しかったのですが量は少ないです。


それでも接客、景色、料理の味、を総合すると4500円は安いと感じました。


私は山の幸海の幸に恵まれた地方に住んでいるため、料理だけでいうと素材自体は地元の和食屋さんのほうが勝りますが、たとえば鱧をあんなふうにキノコを包んで揚げて、山椒の効いたなんとも言えない味深いソースと絡めて食べるなんてできないのでやはり京都はすごいと感じました。


老舗らしく

とにかく料理人が沢山いて

料理する姿も見ることができます。


↓伊勢丹京都店だけで8人はいる!

 奥が厨房。


心地よい接客と

景色抜群のロケーションも加算され

大満足のランチとなりました。


和久傳、よかったです。

また行きたい。

今度は一万円コースで!