昨年はひきこもっていた息子も

今は回復して

元気になりました。


高卒認定試験はすぐにとれたので

今は無所属で学校に行っていませんが

働きながら

大学進学を目指しています。


バイトも

沢山の人に可愛がってもらい

順調です。


平日は私は仕事で家にいないので

息子はひとりで起きて

自宅でテレワークしたり

バイトに行ったりしています。

遅刻なし皆勤賞。


土日は私は

息子がバイトに行くときに

行ってらっしゃい

見送ります。


自転車で駆けていく

後ろ姿は

中学高校時代と変わらずに

生き生きとしていて


息子が元に戻った


と思いました。


 なんというか


背中が輝いている

親から離れていく


感じです。


息子が不登校ひきこもりになって

辛かったことは

息子が高校を辞めたことや

難関大学に行けないことや

よい就職ができないことではなく


息子が目標も希望も

何も持たなくなったこと

だと思いました。


息子が

部屋にこもって

一日中ベッドにうずくまって

丸くなった背中を見るたびに

悲しくて


それが1年後に

また輝きを取り戻して

走り出して

本当に嬉しく思います。


息子には

高校を辞めたことが悪いのではなく

母は

君が夢や希望を何も持たなくなった姿を見るのが辛かった

とは言っていません。


見送る私が

いつも


スピード出しすぎ!

気をつけてよ!


大声で叫ぶのを


はいはい


と聞き流しながら

心は夢に向かっていく

それでいい。


それでよかった。