不登校の対応は

経験者に聞くのが1番だというのが

今のところの実感です。


私の人生経験や苦労はほぼ役に立ちませんでした。


次元が違う


と思いました。


医療関係者やカウンセラーであっても的確なアドバイスは難しいと思います。一緒に暮らしていないからです。人に言うのは簡単、それを親が実行するのはいかに難しいことか。。


言われたとおりにやれたら

こんな苦労しない。


親の働きかけに

子がその通りにできるなら

こんなに悩まない。


私は最初泣いてばかりで

ずーっと暗いブログを綴っていました滝汗

よくもまぁあんなにグズグズと。。恥


私がグズグズ泣いていた時間は必要でしたが、それが短かければ息子の回復はもっと早かったと思います。


今日は私が初期にしてきたこと、こうしたほうがいいなと思ったことを参考に書きたいと思います。

息子は中学まで順調で、トラブルやいじめはありませんでした。特性や障がいもありませんでした。不登校の原因がいじめや、特性が影響している場合は対応が異なると思いますのでご了承ください。



①身体的な問題がないか、血液や脳の病気がないかをかかりつけ医や脳神経科で検査する。(何かの病気が潜んでいる可能性もあるため念の為)


②①で身体的な病気がなければ、「よかったね。心が疲れているだけだから休もう」と声掛けする。


③休んでいても不安がおさまらない、落ち込みがひどいとき、本人の希望があれば精神科、心療内科の予約を取り特性の検査をする。(うちは最初心療内科で探していましたが、あまりに予約がとれず困っていたら、読者様より精神科でも探してみたらとアドバイスいただきました)


この③は、親が無理矢理連れて行くことはないと思います。精神科や心療内科は抵抗感があるし、まるで親が子を精神病扱いしているように感じる場合、逆効果になります。


④③での検査の結果、特性や障がいがなければ、そのまま休ませる。(単位制高校や通信制高校への転校は促さないでまずは休む)


⑤原因探しはしない。進路や将来のことは聞かない。


学校に在籍している場合は学年末に決断を求められますよね。○日までに考えておいてと予告だけして、ぎりぎりまで待つ。締め切り直前に結論だけ聞く。(留年するかしないかだけ)


⑥親は、不登校団体のブログ「未来地図」や、不登校の先輩方のブログを読んで知識を深める。


⑦子が部屋にこもっていてもドア越しに毎朝毎晩声掛けをする。返事がなくてもめげない。


⑧食べ物を部屋に運ばない。(うちは夕飯だけは部屋から出て一緒に食べるようにしていました。ただし命の危険がある場合は運ばないといけませんね。)


⑨スマホはとりあげない。友達とつながる唯一の手段だから。(スマホのおかげで息子は春休みに友達と旅行に行けた)


スマホや昼夜逆転は本当にイライラしてね、何回も注意しちゃったのですが笑い泣き


今思えば息子の唯一のよりどころだったのですよね。スマホ以外は何もやってない、ということはスマホがなければ何もやることがない、孤独で命を落としていたかもしれません。


スマホについても読者の皆様から、スマホがあったから助かった、スマホが子の相手になってくれた、と経験談をいただきまして、そのときはえー?と思ったのですがその通りだった笑い泣き


初期対応、私はたくさん失敗しました。それでもその時はそれがベストでした。それでいいと思います。1番子どものことを知っていて、身近にいる親が必死でやったことで失敗してもそれは仕方のないこと。


先輩方の経験を参考に、親は作戦を考えて、子どもの状況を見ながらトライ&エラーしていくのがいいと思います。


ベストの判断ができるのは親だけ。


全国にはたくさんの不登校ママがいて頑張っています。ひとりじゃないです。

がんばろうニコニコ