息子は精神病院での検査の結果
障害や特性がなく、病名もつきませんでした。
じゃあ、どうして不登校になったんだろう
と思いました。
私が思うには
偏差値70の戦いに疲れ切った
のだと思います。
娘の高校とは違う熾烈さを感じました。
入学してびっくりしたことは
みんなすごい勉強している
ということです。
それは先生も個人面談でおっしゃっていました。
「この学校の子たちは努力を怠らない。大いに遊びますが勉強もしている。」
と。
高校受験をした公立高校の子たちが、先取りしている公立の中高一貫校や私立の名門校に追いつき、大学受験で合格するためには高1からハイペースでいかなくてはいけない
というのを
息子もわかっているから
必死で勉強したけれど
疲れてしまった。
旧帝大や医学部を目指す集団の競争に息子は耐えられなかった。
戦い続ける力がなかった。
バランスをとれなかった。
そういうことだと思います。
でもそれは高校に入って揉まれたからわかったこと。そこに身をおいて初めて自分の能力や限界に気づきました。
そして、不登校になりましたが高校に入って友達の努力する姿を身近に見てきたことは収穫だったと思います。
勉強だけでない、リーダーシップのとり方や遊びや視野を広げることも先輩や友達から得られたと思っています。
夏休みも部活に勉強にと友達は頑張っていることでしょう。みんな希望の大学に行けますように。
息子はまだ挫折から立ち上がる途中です。時間がかかると思います。みんなから遅れますし、違う道ではありますが夢が叶いますように。
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