「ある日、球がよく見えなくなって」 | 裏番長キョウコの「言いたいことは自分で言え!」

ずっとお兄さんに見えてた高校球児たちが、息子のように思えるようになったのはいつからだろ?




{3A430DFF-BC3B-4950-8086-AB0BE3A1B7F9:01}



「熱闘甲子園」見てたら、こんな話があった。


どこの学校か忘れたけど

投手として活躍してた子が、以前より悪かった片目の視力が落ちて、マネージャーとして今大会に参加しているそうです。



片目の視力が悪いのはわかっていたけど

ある日、ボールがよく見えなくなって野球ができなくなったと。





残念だな。。。






遠近感や立体感は、両目の視力のバランスが取れてないと把握できません。

両眼視といいます。



うちの娘は遠視が強くて内斜視があって両眼視できません。

視力に左右差があったので、アイパッチでの治療も2年くらいしてました。





両眼視で立体感を感じる神経回路は2、3歳までしか取得できないために

今後視力が上がっても(遠視は体の成長とともに視力が向上する傾向があります)

娘は両眼視ができないということになります。

3D映画も、3Dに見えません。





テニスとか、ソフトボールとか、上手にできないんだな。





ハンドボール部のキーパーだった私(笑)

娘には、難しいことなんだな、と思いました。





可能性を、狭めてしまったことを悔しく思いました。

いい目をあげられなくてごめんって思いました。







この選手はどうだったんだろう。

遠視かな?近視かな?

生まれつきの弱視なのかな。。。

(左右差が大きいと、いい方の目ばかり使って、悪い方の眼をつかわなくなりさらに視力低下することがあります。)




どちらにしろ、早く治療やトレーニングをしていれば、選手をあきらめなくて済んだのではないか。



余計なお世話ですが考えずにはいられません。






ピッチャーとして立ちたかった甲子園に

マネージャーとしてベンチに居る彼

その強さ!

それにも涙がでます。


どんな葛藤があって、そこにいるんだろう。


くさらずに、仲間をサポートしている。


失って、得るものがある。



きっとこの夏で大きく成長するであろう彼を、応援していたいと思います。





※目や視力に関しての情報は、私が遠視性内斜視、弱視の子供をもつ親として得たものです。
きちんとした医療の知識があるわけではないので、ご了承ください。