長文です

産後は個室を希望していたので
手術後から部屋が変わりました。
右手の甲に輸血の点滴、
左手の甲に水分補給の点滴、
胸には心電図、
左手の人差し指にはパルスオキシメーター
そして背中には管が入っており、
痛み止め液の入ったケースと繋げられている状況。
体中、チューブだらけでがんじがらめでした

特に心電図の線が顎の下でモチャモチャしてて
一番鬱陶しかった…orz
この日は、ひたすらベッド上で寝たきり。
この術後の寝たきりの1日が
入院中で一番辛かった…!!
足は麻酔で全く感覚無し。
自分の足がどうなっているのか見ようにも、
術後の傷が痛いから上体も起こせず…
ほんの少しのギャッジアップすら許されず、
真っ平らな硬いベッドで寝たまま過ごすのは
息も苦しいし、お尻痛くなるし
本当に私にとって地獄のようでした

1時間に一回、看護師さんが様子を見に来るんだけど、
それ以外の時間は、暇そのもの💦
ひたすら天井を見てるだけ。
携帯を取ってもらって、
とりあえず無事に生まれた事と
自分の無事を伝える為に
旦那と親にLINEを送った。
ただ、寝ながら打つのは普通に辛い上、
麻酔の影響なのか、大量出血して貧血なのか
目がかすんで頭がボーッとしていて
文字を打つのがかなりしんどかった。
術後6時間後からは水を飲んで良いと言われてて、
看護師さんが氷水にストローを入れて持ってきてくれた。
早朝に一口だけ飲んだリンゴジュース以来の水分で
とてもおいしく感じたんだけど、
寝たまま飲まなきゃならないので
空気ばっかり飲まさってしまって苦しい苦しい

それでも水分補給しなきゃ体も回復しないと思い
意識的に何とか飲むようにした。
あ、ちなみにトイレは尿道カテーテルを挿入されていたので
行く必要ナシでした
大をしたくなったらベッド上で…だったらしい

その日は赤ちゃんは預かってくれていて、
私はひたすら1人で天井を見てるだけの夜を過ごしました。
傷もだんだんと痛くなってくるし、
生きてきた中で一番長く感じた夜でした

上にも書いた痛み止めというやつは、
背中の管にチューブが繋がっていて、
痛いと思った時に
ナースコールみたいなやつのボタンを
一回カチッと押すと
一定量の液体が注入される仕組み。
その後はボタンを押しても、30分間は
液体が出ないようになっている優れ物!
…なんですが、実際の所私にはあまり効きませんでしたorz
(効く人と効かない人がいるそうです)
あまり眠れないまま翌朝を迎え、食事が解禁に。
しかしギャッジアップされると傷が痛くて死にそうに!!
足はまだ麻痺していて動かず、麻酔のせいで
頭もボーッとし目の焦点も定まらない感じ。
そんな中で、1日ぶりにも関わらずあまり食欲もわかず
吐いたりしても嫌だから少量のみ摂取して終了。
この日は病室に赤ちゃんを連れてきてくれた!
しかし私は麻酔の後遺症で本当に体がしんどく、
正直、それどころではありませんでした

ボーっとしたまま、我が子を抱っこし、
看護師さんが写真を撮ってくれたりして。
嬉しかったけど、本当にすごく嬉しかったんだけど、
本っっっ当にそれどころじゃなくて!!笑
すみません、そろそろ赤ちゃん預かって下さい…
と伝えて、グッタリ休みましたorz
ボーっとするの以外にも、私の場合は
体がぶわぁーっと一気に暑くなって
汗だくになったかと思えば、
その後ガタガタ全身が震えるくらいの悪寒に襲われて
分厚い布団3枚かけてもらったりして
熱を測ると38℃もあって🥵
術後2日間はそんな調子でずっと体調不良の状態で
過ごしてました…本当辛かった
足も全然動くようにならないし💦
そんな中、診察があるから車椅子に乗って
先生の所へ行きますと言われる。
ベッドから起き上がるのさえ傷が痛くて無理なのに

結局、私よりも体の細い看護師さんに
ベッド→車椅子への移乗介助をしてもらうという始末

以前仕事でいつも高齢者さんにしていた事を
自分がされるとは笑
私が入院した病院は、看護師さん達みんなとても優しくて
本当に救われました。感謝しかない…😭
3日目くらいからようやく足も動いて、
自力で立ち上がれるようになり、
尿道カテーテルもはずれてトイレに行けるように。
そして、母子同室もスタート!
3時間おきの授乳が始まり、私の生活サイクルは
一気に大きく変化しました。
体調が良くなって、改めて対面した我が子は
もうこの世で一番かわいくてかわいくて😍
ギャン泣きしている声も、スヤスヤ眠っている顔も
まだ全然出ない私の母乳を一生懸命に吸う姿も
何もかも全てがかわいくて✨
オムツ交換も授乳も寝不足も、
何の苦にもなりませんでした
私は高齢出産でもあり、体にトラブルを抱えていて
妊娠中は初期、中期、後期それぞれで計3回
急な出血に襲われて緊急受診したりとかもあって
おまけに前置胎盤になってしまうし
本当に無事に産めるのか、ずっと不安でした。
そんな日々を乗り越えて、
元気に生まれてきてくれた娘の姿を
病室で見つめているだけで
何度も涙が出ました🥲
出産って奇跡。元気に生まれてこれる事は
決して当たり前の事ではないので
無事に生まれてきてくれた娘に、
コロナで会えない中、LINEやメールで
支えて続けてくれた旦那や親に、
お世話になった病院の皆様に
関わった人達、全てに心から感謝しています。
小さく生まれた娘は、体重が足りなくて
退院が予定より2日長引いてしまったけど、
私も付き添いとして一緒に病院で過ごし、
何とか基準をクリアして今では、自宅で
親子3人楽しく過ごしています♪
自宅に帰ってきてからの方が、娘は
ミルクの飲みっぷりも良くなり、
ほっぺや手足がプクプクと少しずつ太ってきました!
もうすぐ、1ヶ月検診。
体重はどのくらい増えたかな?
長々と書いてきた帝王切開レポ
この辺で終了したいと思います
ここまでお読み頂いた方
どうもありがとうございました!!
そして、長い時間お疲れ様でした
