夏に着たゆかた、どうしていますか?
綿のゆかたなら、ご自宅で洗うことが出来るかもしれません。
まずは洗濯マークをチェック!
洗濯マークが国際化されたので、見慣れない印がいっぱいかもしれませんね。
今回のゆかたはこんなマークでした。
左から説明します。
手がかかれていますね。
これは、「手洗い」してください。洗濯液の上限は40度ですよ。
次、△に×マークが重なっています。
これは、塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止です。という意味。
次、□の中に○そして×が重なったもの。
これは、「タンブル乾燥はできません。」という意味
次、□の左上に斜め線、真ん中に縦棒。
これは、分かりにくい!「日陰の吊り干し」という意味。
左上の斜め線が日陰、真ん中の縦棒が吊り干しです。
ちなみに横棒だと平干しです。
次、アイロンの中に点が三つ。
これは、「底面温度200℃を限度としてでアイロンがけができます」という意味。点(・)の数が多くなるほど温度は高くなります。
最後の○に×は「ドライクリーニングはできません」
という意味です。
洗濯マークが変わっただけで、戸惑いますよね。
ですので、今回は、「漂白剤を使わず、手洗いして、日陰で吊り干し」
ということになります。
さて、次にアイロンがけ。
コチラをお手伝いさせて頂きました。
まずは衿。もちろん衿芯は入っていません。
内側から横に引っ張りながらスチームアイロンで伸ばします。
次に上半分を内側から右身頃、後身頃、左身頃の順に。
次にゆかたを縦にして真ん中部分を
裾の部分を。丁寧にしわを伸ばします。
下の写真の様に縫いしろがひっくり返っている場所は、正しい折り目に
もどしてアイロンがけしてくださいね。
脇線で折って表側から縫い目を抑える(プレス)
お袖と身頃のしわを伸ばす。
まずお袖
次に身頃。
衽(おくみ)を手前に折って裏からプレス。
半分より上は、衿の曲がる所をめがけて衽線通りに折らないのがコツ
最後に、背中心をプレス。
広いフラットな場所ですると楽です。
この順番なら、アイロンを掛けた所がしわにならないと思います。
綿の生地は、けっして難しくありません。
これで、来年も気持ちよく着られます♡
ホームクリーニングは気持ちいいですしアイロンも簡単ですよ。
但し、洗濯マークのチェックだけはお忘れなく。
面倒くさい!
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