ペンペンの1日1冊 -10ページ目

『だから山谷はやめられねえ』

主人公は大学院生で身分を隠して山谷のドヤ街に住んだり

飯場で労働してそこで働く男達を見ながら社会からはみ出した人間と社会の関係を見ていく。

僕にとっては飯場もドヤ街もまったく馴染みの無い場所なのでその感覚は理解できないが


飯場の人間はホームレスやドヤ街の人間を見下している

実際には飯場の人間もドヤ街の人間もそんなに明確な違いは無い

だからこそ、そこに線を引き、自分達よりひどい人間がいると思いながら辛い毎日を生きていく


って部分にはなんとなく共感した。


『制服概論』


先日書いた、好きな著者の一人、酒井順子さんの本です
酒井さんの熱すぎて溢れた制服愛が楽しめる一冊です。
特に山脇学園と宝塚音楽学校の部分は、本物を見てみたいと思わせる中身。
将来、山脇学園と宝塚音楽学校は是非見に行きたい。

『実録 死体農場』


死体農場と言ってももちろん死体を生産する農場ではなく、自然の状態に置かれた死体がどう変化して行くかを観察研究する施設です。
著者はアメリカの人類学者で法医学者として捜査に協力していくうちに死体がどう変化して行くかに対する知識が足りないのでそのために施設をつくりデータを集めて行くのです。
途中からは事件毎に何を見て判断したかの話になり、人種、年齢ごとの骨の特徴など、非常に興味深い話が読めます
文庫版も出ていてオススメです。