マスメディアの世界には
「夏枯れ」っちゅう言葉があるの、
ご存知やろか?
別に記者さん達が夏バテしてる
いう意味ちゃうで。
(こうではない。。。)
会社が長いお休みに入ると、
取材先(ネタ)に困る、、、
っちゅう意味ですわ。
「ニュース」≒新しいもん
やから、
メディアの皆さんは
いつもピチピチなネタを
読者や視聴者に
提供せんならん。
「いつも」でっせ。
大変なお仕事や。
そやけど、記者さんたちにも
お盆休みとか
お正月休みとかは当然ある。
交代で休みはるんやけど、
休むんやったら、
その分の記事なり番組は
予め作っとかなあかん。
そこで必要になってくるのが
「夏枯れ対策」。w
新聞の場合やけど、
知っとくと面白いTipsを
ご披露するで。
(注/今年は地震に関する情報で
「夏枯れ」にはならんかもなぁ。
そういうのこそ早よ
「枯れて」ほしいなぁ。)
(地震は心配!><)
今日も「オモシロイはサイキョー」
が旗印の堀美和子のブログに来てくれて
ありがとうやで~!ホンマ感謝やっ!
例年お盆の時期になると、
必ず報道されるのが、
帰省ラッシュ。
「〇〇道〇kmの渋滞」に始まり、
混雑するサービスエリア、
空港や駅では、
おじいちゃんおばあちゃんとの再会に
小躍りして喜ぶお孫さんたち、etc.etc.
それにお墓参りも定番ネタやな。
関西でいうとほぼ毎年、
京都にある「大谷祖廟」※に
取材のカメラが入ってる。
※多くのお墓がある
≒取材できそうな人がたくさん
(=絵になる)からだろうなぁ。
こういうのんは毎年
安定の「ニュース」源になる。
あとレジャー施設や海の混雑なんかも
この時期ならではのネタやね。
そういう身近な“定番”や
“今年ならでは”
(ex.オリンピックや地震)と違て、
どうしても企業関係は
「枯れる」。
多くの会社さんが休みになるから、
ピチピチなニュースが
ゲットできにくくなる。
その「枯れ」を一生懸命
乗り切ってるんやろな・・・
って分かるワードがあるねん。(注)
(注)何も「夏枯れ」対策にだけ
登場するんやないけど。
それが
「このほど」
っちゅう単語。
これが出てきたら、
「あ、ちょい前に入手しはった
情報をここで出してきはったな」
って分かるんよ。
例えば、フツーの記事やと
こういう書き出しになる。
例)
〇〇〇〇(社名)は〇〇日、
××に◇◇を起用すると発表した。
〇〇〇〇(社名/〇〇市)は〇〇日、
〇〇〇〇に株式公開買い付け(TOB)
による買収提案をすると発表した。
注意して見ててもらうと、
上記のような定番の書き出しと
違う書き方の記事が見つかるで。
例)
1日に飲む酒量が一定量を超えると、
がんや脳卒中になるリスクが高まるーーー。
厚生労働省はこのほど、
過度の飲酒が健康に与えるリスクの
指針を初めてまとめた。
(飲み過ぎは、健康上のリスクと共に
こういう“奇行”に走るおそれも
ありますから要注意ですー。)
「このほど」が出てきたら、
「あ、これは直近に入手した
情報ちゃうくて、
前にどっかで手に入れたのを
“寝かして”or 他の何かと
抱き合わせで出してきはったな」
って分かるんよねー。
私もようその手を使てたもん。(^-^;
(熟成させてた、とも言う)
これ、決して悪いことやのうて、
それだけでは使いにくい
(記事にしにくい)とか、
ちょっと時期が違うとか、
「夏枯れ/冬枯れ」対策にとか、
デスクから「特集の記事を作れ」
って言われた時用に、
プレスリリースや情報を
ストックしとくねん、記者は。
書く側のそんな事情を
ひっくり返すと、
広報さんにとってはチャンス
っていうことやねん。
リリース送ったけど
反応ない(>_<)って
諦めんでええこともある。
記者さんのデスクやパソコンの中で
“寝かされてる”ことも
大いにあるから。
(大豆は寝かせると納豆になる。
情報も寝かしとくと、
ええ塩梅になることがあるんよ。)
記事を読むのが
ちょい楽しぃなるのんと、
広報さんへのエールとして
書きましたで~。
来てくれはって
ありがとうやで~!m(_ _)m
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