5月末の朝日新聞夕刊に
「転職したら『裏切り者』?」
と題された記事がありました。
登場されてたのは、
「辞め方改革」を掲げて起業された
(株)ハッカズークのCEO・鈴木仁志さん。
「会社が勝手に
『社員は長く働いてくれる
はずだ』と期待しているだけ。
退職者を『裏切り者』ではなく、
貴重な『資産』だととらえてほしい」
このコメントに
なるほどぉー、そうだよなぁ・・・と。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
「育ててくれた古巣の会社は
アイデンティティーの一部。
アルムナイ※は、社外にいても
なおその会社のファンで
いてくれる人たちです」
鈴木CEOの言葉に
そうだよな~って頷いたんです。
私自身が古巣のファンだから。w
※同記事より解説を
引用させて頂きます。
↓
「アルムナイ」は
「卒業生・同窓生」を表す言葉で、
もともとは大学などで使われてきた。
かつての「OB・OG」に近い。
働き方の多様化や転職の増加
といった労働環境の変化を背景に、
会社を退職した人たちを
「コーポレート・アルムナイ」
と呼ぶ動きがある。
私も独立して数年は確かに、
「何か後ろめたい感」
がありました。
しかし何につけ、
今できることやれていることの
元を辿ってみると、
2つの古巣で鍛えてもらったこと。
それらがなければ、
決してできてない。
たとえ在職時に
「なんやこれ?(>_<)」
と思ったことでも、
時を経るに従って、
「あー、、、経験させて
もろといて良かったわー!」
になりました。
今ではしんどかったことも
全~部、感謝の対象に変わってます。
(なんて現金なやつ。。。(^^;)
「思い出の美化」現象も
無きにしも非ずですが、
それを差っ引いても、
今生きていけてるだけの糧は
渡してもらえた。
ものごっつそう思うんです。(*゚ー゚)( 。_。)
一方、“外”に出てから
過ごした年月は、
また新しい経験の宝庫。
貯めてきたのは、
中にいた時とは全く違う
体験と目。
(株)ハッカズークが運営する
「古巣と転職者をつなぐ
オフィシャル・
アルムナイ・ドットコム」は、
サービスローンチ時には
「何言ってるの」と
訝しがられることが
ほとんどだったとか。
しかし今では、
人材を「資本」ととらえる
「人的資本経営」の流れと、
コロナ禍を経て変わった
働く側の意識が相まって、
導入企業が増えているそうです。
企業は転職者を通じて
新たな情報や知見を得られるし、
転職者自身も新たな経験をまとい、
一回り大きな自分になって
「戻りガツオ」よろしく
古巣に復帰する場合もある。
お互い、win-win。
引用ここから
「アルムナイは
社内も社外も知る人材。
複眼的視点は
イノベーションのカギになる。
何らかの形で古巣に恩返ししたい、
という人も多い」。
アルムナイと起こす
イノベーションを鈴木さんは
「アルムナイノベーション」と呼ぶ。
引用ここまで
「日本人は
『別れ方』が下手。
会社との別れを
『資産』にしたいのです」
という鈴木CEOの言葉。
とかく求人難の今、
こういう人的資産に気づくことも
大切ですね~。
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