広報担当の方なら日々
「ネタはないかー、ネタはぁぁ」と
探しておられると思います。
ネタという種がないと、
リリース一本
書けませんから。
でもね、血眼になって遠くまで
探しに行かなくても、
意外に身近に落ちてたり
するんですよ、ネタって。
私が聞いた事例でお話ししますね。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
ある大手建具メーカーで
広報をされていた方から
聞いたお話です。
広報って割と経営の中心に
近いところにある部署です。
毎月の経営数字なんかも
詳細に見れたりする。
(ってか、広報さんは
見とかんとアカン!)
その方もある時、
経営報告を見ていて
「ん」と思ったそうです。
いつもそれほど
販売量に波のない
(=たくさん売れる
ものではない^^;)
ある商品の売り上げが
跳ね上がっていた、と。
「これはなんだろう?」
当時はちょうどPM2.5が
社会問題化し始めた時期で、
同社のその商品
(後付けでサンルームが作れる)は、
「外干しできない!(>_<)」
お悩みにドンピシャ。
そのためにたくさん売れていた、と。
その方、この機を逃さず、
「社会問題/PM2.5」
+
「商品の売れ行き」を
一本のリリースにされました。
すると続々取材が入り、
「サンルームといえば〇〇社」
という評判が定着したそうです。
(サンルームという
昔からある商品でも、です。)
もちろん、報道の結果として
更に売上が上がったのは
言うまでもありません。
数字の変化に気づいた
広報さんがいたからこそ
もたらされた結果です。
何も新しい設備投資を
したわけではないし、
お金をかけてマーケット調査を
したわけでもない。
気づくか気づかないか、
そして気づきに基づいて
行動するかしないか。
いかがでしょう
広報のネタって案外
足元に落ちてる。
気づいて拾わんと損々。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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