日曜日なので、
楽しく、遊びながら学ぶ、
ってどうですか?チョキ

今日私が推奨する遊びは、
落語。



生の落語を聞きに行くもよし、
YouTubeで探すもよし、
CD等を聞き返すもよし。


(大阪の天満天神繁昌亭)


落語ってそもそも
楽しい話芸ですが、

同時に、すんごい学びも
潜んでるんですよ!!

学生さんにとっても、
社会人にとってもビックリマーク


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





どんな学びかというと、
今日のタイトルそのもの。
       下矢印
「落語は後戻りできない」

 



これ、誰から聞いたかというと、
落語作家の今井ようじさんから。

心斎橋大学の「落語作家入門」
コースで講師を務められている方で、

「広報のがっこう」でも
講師をされています。

(心斎橋大学のリンクのお名前は
 「今井洋之」となっていますが、
 ご本人的には「ようじ」と漢字を
 “開く”方をよく使っておられます。)


「落語は後戻りできない」
に続いて出た言葉が、


「かといって、前のこと
 
(これまでに話されたこと)
 死んでるわけではない

 前のことが効いてるから、
 お客さんは

 『ああ、あのことか』と
 
(合点がいって)笑える。

 だから落語
(の台本)では、
 何をどの順番で出すかが
 大事なんです」。





なんかね、深いと思いません!?


落語って確かに
前から後ろへずーっと
流れていきます。


 

 

落語家さんが
「えーっと、、、驚き(焦)
 〇〇まで戻ります、
 戻ってまたここまで話します」

なんてことはありませんびっくりマーク

あったら変!(^^;

つまり、落語には、
「スピーチや文章が苦手汗
な人にありがちな論旨の錯綜が

ないんです。


(行ったり来たりはない。)


もしあったら、
お客さんは笑えません。

笑えないどころか
イライラして
席を立ってしまうかも。もやもや



誰にでも分かって
しかも笑ってもらえるように、

落語の話す順序や言葉遣いは
非常によく練られています。




人気演目の一つ「動物園」だと、
これこれこういう人物が

小遣い稼ぎ目的で

虎に化けておりに入る。




お腹は減ってくるは、
タバコは吸えないわで
どないしたもんかいな
と思っていたら突然、
「虎とライオンの猛獣ショー!」
のアナウンス。

そんなアホな!滝汗
ライオンと格闘したら死んでまうがな!

と焦っていたら、
実はライオンも人間が変身してた、
というオチ。




つかみ→本筋→オチと進む中で、
きっちり人物と背景を織り込み、
聞き手の頭の中に情景を描き出す。



これですよビックリマークこれ!!


情報の整理力と
伝わる言葉を選ぶ力。

そして
(伝わる)話し方。


いきなりプロの話し方は
修得できませんが、



整理力と選択力は、
落語を聞くことで
つけることができる。


楽しい学びは落語から。


ホンマそう思いましたわ。(*゚ー゚)( 。_。)



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