落語家さんでなくても、
「つかみ」の大切さを
痛感しておられる方は多いと思います。


(ナイス!「つかみ」ですが、
 これではありません。笑ううさぎ


社会人なら、
入社・転職時はもとより、
日々日々の名刺交換の時に、




学生さんでも、
入学時やクラス替え時の自己紹介で、




「あ~、“つかみ”たい!」と。


そんな私が
「今年は学べるぞ!」と
思っているのが、

手前みそですが、
「広報のがっこう」

8月の講義を担当される
今井ようじ先生。

落語作家・構成作家で
いらっしゃいます。


もう一つ、
出会いたいな~と思っている
職業の方がいらして。。。

 


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!




その職業とは「辻講釈師」さん。

「辻講釈」ってご存知ですかはてなマーク

「道ばたで軍談や講談を語り、
 往来の聴衆から銭をもらうこと。
 また、その人。大道講釈」
(goo辞書より)


文字通り、行き交う人達に
語りかけるものですから、
人は容易に足を止めてはくれません。

(選挙演説も同じですねぇ。(^^;)



辻講釈歴40年(!)という
宝井琴梅さんは朝日新聞の取材に

「本題に入る前の『枕』で、
 いかにお客さんを引きとめるか
 (が勝負)」


答えておられました。


「政治や経済の話とか、
 世の中で今まさに、
 ここで起きていること、
 みなさんがすっと
 入ってこられることは何か。

 辻講釈はそれを考える修業です」

 

 


寄席なんかだと
お客さんはそもそも木戸銭を
払って、

「聞きに行こう見に行こう」
なので、

そうそう席を立つことは
ありません。




しかし辻講釈だと、
足を止めてもらうのも大変ならあせる
ずっと聞き続けてもらうのも大変。


更に、
お代は聞いてからの後払い
なので、そこまで辿り着いて
もらうのもまた大変。汗



逆に言えば、
そこまでのことができる
辻講釈師さんって
半端ない人!だともいえるわけで。。。



もちろん彼らとて、
最初からうまくいった
わけではなく、

いろいろな失敗や
「あちゃ~(・・;)」
っていう経験をして、

大勢の足を止める練達の士に
なられたんですよね。


そんな修業(?)の集大成である
辻講釈からは、学べることが
きっといっぱいあるビックリマーク


途中の失敗談も、こちらに
とっては気づきの宝庫だろうし。





人気のYouTuberさんも
すごい技術をお持ちだと思いますが、

自分の身一つ、声一つで
大勢の足を止め、

目を耳を釘付けにする
辻講釈師さんの方に、
惹かれる私がいます。



ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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