人と「合う」「合わない」って
ありますよね。
「合う」人と一緒にいると
楽しいしラク。
一方「合わない」人と一緒だと、
なんかギクシャク、居心地が悪い。
人間である限り
誰しもが持つ感情ではあるけれど、
私は「あ、この人苦手」と思ったら、
壁をつくっちゃうか、
そそくさと離れていくタイプです。^^;
でも考えてみると
「合わない」ということは、
自分と全く違う視点、
ものの見方をされてるということで、
学ぶところ大かもしれないな~と。
“ベクトルが違う”人からこそ
学ぶところ大!と納得させてくれた
記事がありました。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
朝日新聞には土曜日に
別刷版「be」がくっついてきます。
3/30の「be」一面に載ってたのが
京介護食推進協議会会長で外科医の
荒金英樹さんという方。
医療・介護職の仲間はもちろん、
料亭の料理人や和菓子職人、
酒造会社社員、焼き物のデザイナー等
と連携して、
「見た目も美しく、おいしい嚥下食」を
開発しておられます。
(嚥下食というとたいてい、
とろみのついた柔らかい
こういう食事を指しますが、
荒金先生が目指すのは
大分違います。)
「なぜ外科医が嚥下食の開発を?」と
疑問に思いますが、
きっかけは遡ること20数年前。
自身が足を骨折して
栄養学の本に興味を持ち、
病院に「栄養サポートチーム」を
作ったこと。
そこから、和食をユネスコの
無形文化遺産にという動きを受け、
「そうだ、嚥下食を
料亭に頼んでみよう」
と思いついたそうです。
(同紙より)
(介護食×料亭??)
荒金先生が開発を進める中で
こんなことがあった、と。
引用ここから
障害のある方でもすくいやすい
「介護食器」※を京都市産業技術
研究センターのデザイナーと
京焼・清水焼の職人さんらと
開発したときのこと。
食器の形状はすばらしかったのですが、
我々医療者が想定した食器の方向と
絵柄の向きが逆になってしまいました。
絵付け師が
「皿が美しい」と思う方向と、
医療者が
「すくいやすい」と思う方向が
逆になってしまったのです。
引用ここまで
※介護食器とは一般的に
こういうのを言います。
このエピソードに対して記者が
「大変ですね」と問うと、
「いやいや、全然(笑)。
トラブルがある方が楽しいのです」
と答えられていました。
それぞれのプロ目線
(ベクトル)が違うからこそ、
それらが交じり合った時に、
新しいものが生まれる。
「ちょっと違うかも・・・(+_+)」
と思う人とこそ交じってみる。
心がけなきゃ、
と思わせてくれた記事でした。
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