さて、前編からの続きです~。
真正のB to B営業ではありませんが、
社内向けにそれと同じようなことを
やった経験、です。
社内ったって、
部署や役職が違えば、
考えていることも
目指すものも、違います。
それは“疑似社外”だと
思うんですよね~。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
「女性社員の制服廃止の提案」
に盛り込んだこと。
①(当時の)社会の動きから
男女格差の解消の名のもとに、
金融機関でさえ
制服廃止の動きがある。
②女性だけが被っている
マイナスのコスト。
仮に試算したら?
スーツで出社できる男性に比べ、
女性は毎朝余分な時間がかかっている。
もしそれを早出として金額換算すれば、
これこれの金額になる。
③削れる経費の額
単年度(毎年の制服にかかる経費※)
×5年分・10年分で浮く金額を試算。
※例えば、調達(新規発注)費、
サイズ・枚数の確認や発送手配等の
事務手続きにかかる時間≒人件費、
実際の運送費、廃棄の手間とコスト等
これらは全て、
純利益として計上できる
ことをアピール。
こんなのをまとめて、
「お昼ごはんの会」の時に、
新社長に提出したんです。
するとすぐに、
「そういうことやったら
止めた方がええな」
と決断してくださり、
制服廃止に向けて動き始めました。
心の中でピースサインを出したのは
いうまでもありません。
二つ目の経験は、
2つの会社が合併して
間もない頃のこと。
違う組織が一緒になるということは、
動きにくいことがいっぱい!(+_+)
一方、それまで見えてなかった
“穴”が見えるようになる
(見つかる)
ということでもあります。
天性の鋭い勘で(?)、
“あるやり方”に
「“穴”があるのでは?」と
考えた上司は、
私に調査を命じました。
調べてみてビックリ
結構“大きな穴”でした。
それも、かなりリスキーな。(^^;
そこで、
〇その“穴”を
放置したらどうなってしまうのか
〇“穴”を塞ぐことによるメリット
(法的&金銭的に)
〇単体だけではなく
グループ全体ではどうか
等々をまとめて、部長に報告。
なにせ、
グループ全体に関わることです。
法人として、
グループ経営のリスクを取り除きたい
=将来のリスク要因を
予め取り除いておきたい、
という(法人が持つ)
潜在的な欲求にドンピシャ
はまりました。
私たちは、
その“穴”をふさぐことで
少し一目置かれることになり、
少しだけですが、
“動きやすく”なりました。
相手を見て、
望みを見抜く。
そこに対して
手を打っていく。
社内の交渉って、
B to B営業にも通じる、
と思った瞬間でした。
皆さまの何かのお役に
立てていただけると幸いです。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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