昨日に引き続きでございます~。
上司から、
「それ、サルが書いたのか?
難しいことを難しく書くだけなら
サルでもできるんだ」
と言われ続けた私が
サルから脱却した方法【後編】です。
よろしければ【前編】から
お読みくださいね~。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
【スキル4】
形容詞・修飾語は、
できるだけ使わない。
⇒代わりに数字で
言えないか?
例えば、「大きい」と言っても、
人により「大きい」の基準は違います。
比べるものによっても違ってきます。
例えば下記はどちらも「大きい」。
でも「大きさ」は全然違う。
【スキル5】
順接の「が」禁止
「が」は通常、逆説
(前の文章の否定)に使われる
ことが多いです。
そのため「順接」で使われると
「?」となりやすい。
加えて、
ダラダラ文の原因にも
なりやすいです。
【スキル6】
“意味” の統一
~一語一意
同じことを指しているのに
違う表現になっているものは
ありませんか
例えばこんな言葉たち。
「自分はこれこれの意味で
使ってる。だから相手も
同じだろう」
という思い込みから生じる行き違い、
ものすごく怖いです。
【スキル7】
“表記”の統一
自分が使う言葉
(≒会社から出されるもの)の
“表記”が統一されていると、
スマートな印象です。
会社の格も感じます。
例えば、下記のような“表記”、
あなたの会社では統一されてますか?
【スキル8】
二重敬語や
“盛り過ぎ”に注意
かのウィンストン・チャーチル
元イギリス首相も言ってます。
「もってまわった言い回しは
埋め草に過ぎない。
省くか、ひと言で言い切れ」
(チャーチル氏の胸像)
次は間違いやすい二重敬語です。
正しい表現に直してくださ~い。
×田中様がお見えになられました。
×恩師がまた来年もお会いしましょう、
とおっしゃられた。
×それではお着替え室に
ご案内して差し上げます。
どんでん返し的なことを
言うようですが、
実はこういうスキル以上に
大切なのが、
自分以外の誰かを
どれだけ思いやれるか
という想像力なんですよね。
私が所属していたのは
「外信部」という海外のニュースを
扱う部門でしたので、
当然記事にはカタカナが多くなります。
固有名詞や地名は仕方ないにしても、
それ以外で安易にカタカナを使う
(カタカナに逃げる)ことを
上司は許しませんでした。
「読み手に親切ではない」
という確固たるポリシーから。(*゚ー゚)( 。_。)
(相手の気持ちが想像できれば、
こうはできないはず。)
読みにくい文章とは、
受け手そっちのけで、
自分のことばかり
考えている
(=自分都合の)文章、
相手を置いてきぼりに
しない文章。
それが「サル文書」から
脱却する道です
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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