「のっけからなんやね~ん!?
というお声が聞こえてきそうです。(^^;

すみません。あせる


こういうチラシが折り込まれてきて
思わずその演目を
“読んじゃった”ので。

別に歌舞伎ファンじゃ
ないんですけどぉぉ。笑ううさぎ


(講談は好きですが歌舞伎は・・・^^;)


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





「忍夜恋曲者」
=「しのびよるこいはくせもの」
と読みます。

ググって頂くと分かりますが、
平将門の娘と武将が争うお話し。


この演目というか読み方を知ったのは
大学生の時。(なんでまたはてなマーク

大学は京都でしたが、
別に歌舞伎に興味もなかったし、
わざわざ高いお金を出して
見に行こうなんて
考えたことさえありませんでした。


(ここら辺はよくプラプラしました。)


そんな私にあの読み方を教えて
くださったのは、、、

な・な・なんとっ!?
英語学の先生。(・o・)


(Wikipediaより)


他の大学から週一で
教えに来てくださってた先生で、

英語と共に、
日本の伝統芸能にも
お詳しかった。


授業の合間の余談として、

「君たちは古都京都にいるんだから、
 時々は日本の文化にも
 触れておいた方がいいよ」

なんておっしゃってました。

 


その中で、歌舞伎の題名には
幕府を揶揄するために
庶民が駆使した言い換え術が
用いられている・・・なんてことも、
興味深く話してくださいました。


(政治を司る人や機関を
 なんとか出し抜こうとする

 庶民の考えは、昔も今も同じ~。)



まあ今となっては
英語学そのものより、

こういう余談の方を
きっちり覚えているというのは
オモシロイというかなんというか。



この先生のおかげで(?)
漢字だらけの演目も
読めるようになり、

社会人になってからも
「なんかこういうの読めて
 すげくない?」と言って頂けた
ことも何度か。チョキ

(全然すげくないです。
 受け売りですから。タラー




人間って、王道のというか、
「これを覚えなさい」と
言われることより、

その周辺の、ちょっと
付け足しのようなことの方が、
よく覚えてるもんなんですね~。



(戦隊ヒーローよりショ〇カーの
 方が印象的なのもそうか・・・って
 ちがーう!w)



そういえば昨年の読売新聞の投稿欄に
「PTAだより 時を経てご褒美」
と題された文が載ってました。

かつて「PTAだより」を
担当していた人が、

ある日、お孫さんを迎えに
保育園に行くと、



ある先生から、

「小学校のPTAだよりを
 書いてはりましたよね。
 毎回楽しみでした」

と声をかけられた、と。ハート


投稿者さんは、
小学校の(PTA室の)窓から
見える子どもたちの様子を、

(恐らく
 編集後記みたいなところに)

 

書いておられたんでしょうね。


「PTAだより」って、
そもそも「お知らせ」です。





でもその余白に、

稲妻が光る中、プールを終えた
1年生を高学年生が誘導する
様子だとか、

運動会の練習や見守る先生の姿等、
その場にいないと見えないことを

綴っておられた。





そういうのが子供たちの
目にも留まり、

ずっと覚えられてて
あの“保育園での会話”に
つながった。




やるべきこと、
やらねばならないこと、

勉強するべきこと、
覚えねばならないこと、eyc.

日々の大半はそんなことで
占められてますが、


本当に身になったり、
ずっと覚えていたりするのは、

案外その“本道”から外れた
道端の草花のようなこと
だったりする。





なんか面白いです。ニコニコ


一心不乱にまっすぐ、も
いいですが

そこに“寄り道”というか
“ちょっとの出っ張り”なんかが
ある方が

実は効率的効果的だったり・・・
なんですよね~。





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