昨日、1/17。
各地で開かれた追悼の場に
足を運ばれた方も多いと思います。
阪神淡路大震災、能登半島地震、
その他多くの災害で心を打たれ、
また心を締め付けられるのは、
“自分がしんどい時に、
もっとしんどい人の
ために動く”
方々であり、
そうしたいと突き動かされる
人間の心。
私が知る限りでも、
少なくとも4人、
そんな方々を知っています。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ！
うちお二方は、石川県七尾市の人。
どちらも被災者さんです。
お一人は、同地で主に女性活躍・
女性応援の地域活動「のとルネ」を
主宰しておられる山﨑香織さん。
（この穏やかな風景が今は一変。
）
同団体のプラットフォームである
WebサイトやSNSを通じて、
まさに“今”の状況を発信し、
何があって、何が足りてなくて、
何が行われているかを
ずーっと伝え続け、
行動し続けておられます。
（Xやインスタでも
積極的に情報発信されてます。）
（インスタに上がってた七尾駅。
数えきれないほど降り立った駅なので、
早く元の姿をみたいです。）
もうおひとりは、元畳屋さんで、
災害時に即使える備蓄型の
敷物兼寝袋をたった一人で
企画開発された松本隆さん。
昨年秋の「リスコン東京」での
展示では、
たった1間の（展示）ブース
だったにも関わらず、
大勢の方が
「確かにその視点、抜けてた
」
と驚かれた製品です。※
試作・撮影用として
作っていたありったけを
近くの体育館に敷き詰め、
まさに「発災後72時間」の
人々の足元を守り切られました。
一昨日でしたか、
「今日は震災後初めて
パジャマを着て寝ます。
まだまだそんな状況にはない方が
多い中でなんだか申し訳ない気持ち」
とポストされてました。
※いざの時は、遠い備蓄倉庫に
取りに行って・・・は夢物語で、
そこにあるもので人の命を
守らなければ、
せっかく助かった命も
危ないということです。
（その備蓄品、本当に役に立ちますか？）
もうおひとりは、
やはり被災地の石川県中能登町で
カフェ兼食品製造業を営む
「れんげや」の山本千紗さん。
お店は比較的被害が小さく、
発災後もお水が出ました。
「誰でも水持っていってください。
お手洗いも使えますのでどうぞ！」
とインスタに投稿。
（同店インスタより拝借）
以後、「今は営業より支援
」と
食材や容器の提供を呼びかけ、
被災された皆さまに温かい食事を
届け続けておられます。
食材以外の篤志の物資を
集めて届ける活動も。
このパワー、ホンマにすごいです。
4人目は、1/12の
された大阪の居酒屋さん
「てつたろう」と店主の柳川誉之さん。
新型コロナの影響でお店が
潰れるか否かという瀬戸際で
店の隅にあった米袋が
ふと目に入った。
「なあ、岩（がん）ちゃん、
これで、ごはんと味噌汁だけでも
食べさせてあげられへんかなぁ」
「料理人にとって
料理ができへんいうんは、
命取られるようなもんやねん。
とっさに、簡単なもんでも、
腕ふるってもらわな！
って思ったよ」
「倒産」の2文字がちらつく中で
発せられたこれらの言葉が
耳から離れません。
この思いに打たれた私は、
記事中にあった「イーデリ」に
協力しています。
自らもしんどい中で、
しんどい人を思いやる。
そして行動する。
ここに挙げた4名の方々だけでは
ありません。
本当に数えきれないほどの
熱い方々の熱い行動が
被災地を、助けを求める人々を
支えている。
山﨑さんのこの言葉が
ことさら響きます。
「私一人ならやれてません。
仲間がいてくれたからこそ」
私もできること、
細々とでも続けていきます。
（PS）支援金のお願い
多数の募金がありますが、
直接支援団体に届く形になります。
“目に見える形”の資金支援を
探しておられる方、
これも併せてご検討頂けましたら
ありがたいです。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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