昨年、コロナが5類に移行してから、
いつも満員電車並みの(混雑の)
大阪ミナミ。
ほぼ日本語が聞こえません。
そんなミナミの中でも
特に混雑する(?)エリアに
昨年12月、
TSUTAYAさんが珍しい食堂を
開店していたのをご存知でしょうか。
「レンチン食堂」です。
(Lマガの記事はこちら。)
なんか、へぇ~と思ったんです。
一度行ってみたい。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
人手不足が著しい飲食業界。
その起死回生の一手とも
映りました。
なんたって、お客さんが
自分で選び、自分でチンして、
自分で席まで運ぶ、
オールセルフですから。
ドリンクももちろんセルフ。
でもそれを
“手抜き”とか、
お客さんをないがしろにしている
とかって、一切感じさせない。
“そういう前提”で(お客さんは)
来ているわけですから
当たり前っちゃあ当たり前
なんですが、やっぱりすごい。
どころか、
「スーパーの
冷凍食品コーナーを
占拠したような背徳感に
ワクワクが止まりません」
と書く「note」の筆者さんも
おられるくらい。
経営的には、
人手以外にもオイシイところが多い。
〇大量&一括仕入れが可能なので、
価格交渉が容易。
〇そのため、プレミアムな
冷凍食品も揃えられる。
〇飲食店なのに、
生鮮食品を扱わないから、
廃棄の心配はほぼしなくていい。
事業者側も、お客さん側も
一粒で二度オイシイ。
これって、
〇コロナ禍で冷食が身近になり、
〇冷食の生産・流通の
クオリティが上がり、
〇「冷食でも/冷食だけど◎」
という気分が醸成された、
まさに今だからこその
商売じゃないでしょうか。
時代の空気をうまく読んだ
企画勝ちだな~って感じ。
これまでは
「足りな」ければなんとかして
補充する、というのが
(事業の)考え方だったけど、
これからは、
「ないという前提でも考え」
られなければ、
時代にも消費者にも
置いていかれる
ってことか、と。
「レンチン食堂」、
令和のマーケティング例として、
体験してみないわけに
いきませんね~。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援を
して頂けると嬉しいです。