飽和状態と言われるコンビニだが、まだこんな可能性が。~“ズラし”てみると新しいフェーズが見える。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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今、訪日外国人の間で
人気急上昇のコンビニがある、
とニュースで知りました。

「一番美しいローソン」

富士山を借景にした(?)
ローソンの人気が半端ないそうです。w


(そのローソンはこの駅にあります。)


コンビニエンスストアは
昨年12月末時点で55,838店。

飽和状態と言われつつ、
今も出店プラスで推移しています。

ただ、出店余地は年々狭くなるばかり。

あのローソンは、景色という

地の利が奇貨になってて、

同じ手はそうそう(使え)ない。汗

 

そんな状況下で
全く別フェーズで開店した
お店があるんですね~。


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!




あなたもご覧になったかもしれません。
このニュース。

「特別支援学校で
 “校内コンビニ”がオープン」

TBSだけでなく、
当該の千葉県内のニュースでも流れ、
Yahoo!ニュースにも転載され、

GLEEニュースや、
NEWSCollectにも。


なんか新しい着眼点での
出店だなと思いました。


しかも、なかなか社会経験を
積みにくい支援学校の生徒たちに
とっても良い体験になりそう。



コンビニ各社はSDGsを
ものごっつ意識してます。

現状で考え得る限り、
できる限りの施策は行ってるはず。

そこに投げ込まれた

(人に焦点を当てた)
この新しい取り組み。

 

 

各社は、

「まだまだやれることはあるで!
と気づいたのではないでしょうか。



ニュースを読むと、

接客だけでなく、
商品の発注も生徒自身が
行うということで、

サポートする側は
なかなか大変かもです。

 


それに、利用者は
生徒か学校関係者とはいえ、

通常店にはない準備も
必要だったでしょう。

それでもこの取り組みに
踏み切った。

 



私、いつも経営や商品開発の
ヒントとして、

できるだけ“遠く”同士を
くっつけましょう、
“ズラし”ましょう、


と言ってます。

 


なぜなら“近いもの同士”を
組み合わせたって、

どこかで誰かがやった、とか
もう聞いたことがある、
になってしまうから。



例えば、ハンバーガーの
新商品を考える時、

これではもう振り向いて
もらえないですよね。
    下矢印



冒頭のニュースはある意味、
コンビニ運営の常道からは
外れます。


でも敢えてその“遠さ”に
挑戦したことで、

「ファミマ、やるやん」という
評判にもつながったと思うんです。





常道から“ズラす”手は、
社会に驚きと

大きなインパクトを

もたらす。

さて、あなたは何を
どう“ズラし”ますかはてなマーク



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