なんじゃこのタイトル
と思われたかも・・・。(;'∀')
「三波春夫」さんって、
あの「三波春夫」さんです。
昭和の歌謡界を駆け抜け、
21世紀になった年の4月に
病没された、
押しも押されもせぬ
演歌の大御所です。
(演歌っていうとこんな感じ。)
亡くなった父なんかは、
大のファンでした。
紅白歌合戦で
三波春夫さんが出ると、
テレビの音量を数段階上げる
くらいのファン。w
そばで子ども3人が
辟易していたのはナイショです。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
そう、、、
10代のおこちゃま達にとって、
三波春夫という大御所は、
なんだかすごいのは分かるけど、
「敬して遠ざける」人でした。
ぶっちゃけ言ってしまうと、
「あんまり聞きたくない」感。
三つ子の魂百までとは
よく言ったもので、
成人してからも、
「三波春夫って・・・(^^;」
という感じでした。
恐らく私と同年代、
もしくは少し下の世代だと
同じ印象ではないでしょうか。
ところが 朝日新聞の
投稿欄「声」にこんな題を
見つけたのです。
「三波春夫さん 熱い歌にほれた」
投稿者はシンガポールからの
留学生で、25歳の大学院生。
書き出しは
「7/19は三波春夫さん
生誕100周年だ」。
もうビックリしましたー
この方、
「一番印象的な歌手は
何年も変わらず三波さんだ」
というんですから。
この方と三波春夫さんの
出会い(?)は2014年、
16歳のこと。
母国でネットを介して見たという
「大利根無情」。
朗らかに歌い出した三波さんが、
途中で、江戸時代の気の荒い浪人も
かくやというほど恐ろしい表情になり、
(浪人?)
歌い終わると、
あのいつもの笑顔に
戻っていたそうです。
当時は歌詞が何を意味するのか
分からなかったそうですが、
それでも、
一曲で何回もスムーズに表情を
変える姿を非常にかっこいいと
思った、と。
引用ここから
こんな変身ぶりは
今の歌手にはなかなか見られない。
豪快で刺激的な
「ひとりミュージカル」で、
その歌唱法に本当に感動してほれた。
引用ここまで
若干16歳の外国の若者には、
三波春夫さんが、こう見えた。
この感想というか見方に
頭をガツンと殴られたような
気がしました。
「三波春夫(さん)とは
こういうもの」
と凝り固まり、
敬して遠ざけていた私は、
一体なんだったんだと。
同じ日本人だし、
昭和生まれだし、で
知っていると
思っていた存在に
新たに当てられた“光”が
眩しかった。
“光”は、多方面から
当てられれば
当てられるほど、
新たな価値が
この多様性、
持つ・取り入れることが
できなかったら、
ヤバいっすよね。
会社も国も。
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