まずこの動画をご覧頂けますか?
「Road to Ninja "一億総忍者の国"」
(90秒です。)
ご覧頂けましたか?
「Oh~~こりゃなんじゃ」
と問われたら
「にんじゃじゃ」と
ボケが返ってくる動画です。(笑)
ウソです。
本当は、最後のナレーション
「日本では、信号機のない
横断歩道で車の約8割は
止まりません」
の如く、
歩行者と運転者双方に
注意を促す動画です。
車の免許を取る時に、
「信号のない横断歩道では
一時停止か減速」
って習います。
路上教習でもこの点は
厳しくチェックされます。
でも、免許を取ったら
なあなあになってしまう。
こういう
「知ってるんだけど
やらない」
という行為に対して、
真正面から交通規則を
振りかざしても
効果がない。
マジで馬耳東風
でもあんなふうに伝えられたら
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
そう、、、誰だって
「えっ」って思います。
それって、
脳に記憶を植え付けること。
横断歩道を見たら、
「忍者」と思い出すかもしれない。
この動画はまさにそういう効果を
狙って作られたものだそうです。
「ルールやマナーを
正面から話しても
伝わりにくい」
「色々な啓発活動をしてきましたが、
これほどの効果※が出たのは
忍者だからでしょうか」
(23.7.3一日経MJより引用。
動画を企画した
岡山トヨペット(株)の
川北秀明さん談)
※動画再生回数は37万回。
コメント欄にはエンタメと
啓発の両面で感想が寄せられ、
(岡山県の)一時停止率が
急上昇、などなど。
まさにこのとおりで、
ルールやマナーを正面から
話しても伝わりにくい。
正論ってそれほど、
受け取ってもらいにくい。
これって真理。
実はこれ、
企業がやりがちな
“正論押し”にも
通じるんです。
ある人事系の業務を
請け負っておられる企業さんの
チラシやHPを拝見したら、
あらあら見事に“正論”の
オンパレード。
ただでさえ難しい
(とっつきにくい)
人事系のあれこれが、
大学の教科書のように
書き連ねられてました。
大変失礼だけど、
「誰が読むねん」
と思った。
よしんば読んだとしても、
サッと理解できるのは、
めっちゃ頭のいい人だけや
って思った。
一読して頭に入らないとか、
「?」がいっぱい飛ぶ、、、
という状態から
お仕事に結び付くとは
到底考えにくい。
正論はそれとして大切。
しかし、
それを真正面から言うだけでは
理解してもらいにくい。
業界の常道を“外した”
伝え方・行き方が
できないか、ちょいと
考えてみてください。
せっかくエエことやのに
伝わらなかったら
ないのと同じですもん。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援を
して頂けると嬉しいです。