以前、このブログでご紹介した
『それでは釈放前教育を始めます!』。

先月末に筆者の方と
一緒にご飯を食べる機会がありました。

(竹中さん、
 ありがとうございました!イエローハート


私としては、
「伝説の広報人」ということで、
若干緊張してお目にかかったのですが、

あっという間に
お人柄に魅せられ、
気が付けば、知人と3人で
4時間もくっちゃべってましたぁぁ。^^;


(4時間も長居をしたのはここっ!
 食事もお酒も雰囲気も美味しい
 中崎町の「てつたろう」さん。
 画像は同店HPより拝借。)

 

 

(左から、竹中さん、私、
 「てつたろう」の主・柳川さん。
 指さしてるのは柳川さんと

 伝説の店員さんが登場しているポスター。)

今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!




美味しい酒と肴を前にして
話しは弾む弾む。

 


(左から、知人Kさん、竹中さん、
 柳川さん、右端が私。w)


その中で印象的だったのが、
竹中さんが語られた

「塀の外に出て再び(刑務所に)
 帰ってこないために
 教えていること」

でした。




何を教えているのかはてなマーク


それは

「コミュニケーション」、
平たく言えば、
会話のキャッチボール、
雑談。


 



基本、刑務所では
問われたことにしか答えない。

そういう環境にいると、
どんどん会話が下手になってくる。泣くうさぎ



会話が下手になるということは、
塀の外に出た時に、

周りの人とうまく
コミュニケーションが
取れなくなる、
ということかもしれない。





すると、

「そんなつもりで言ったんじゃ
 ないのに・・・」

という、意図せぬすれ違いも起こる。
泣




誤解だって生まれてしまう。ショボーン


それを防ぐ
(=リスクマネジメントの)ために、
竹中さんは「雑談」をされる。


入所者の人たちと
繰り返し繰り返し。



以下、私が覚えてる範囲での
竹中さんの持論の再現です。
(関西弁でやらせてもらいます。)

クローバー クローバー会話の再現ここからクローバー クローバー

最初は
「どっか行きたいとこ、ある?」
とか聞いてみる。




そしたら、「〇〇に行きたい」
なんて答えが返ってくるやん。

その次に、
「なんでそこへ行きたいんかなぁ」
って問うと、

「〇〇がいるから」とか、
「〇〇があるから」とか。

「ふーん、〇〇って□□なんや」
って聞くと、

「そうなんです、△△が※※で。
 そこで自分は・・・・・・」

なんて話が“回り”出すんよ。

だんだんと「自分」っていう
主語が出てくる。

自発的に雑談含みの
話をしてくれるようになるんよ。




クローバー クローバー会話の再現ここまでクローバー クローバー



よく就活なんかで
「コミュニケーション力が大事」
なんて言われてるけど、



それって特殊な場面で、
特殊な能力を駆使して
やるものじゃないし、

聞かれたことに答えるだけでも、
自分が一方的に話すとかでもない。



問われて問うて、
言葉のキャッチボール、

そういう雑談の延長にあるのが
コミュニケーションだと思うんです。





だからわざわざ
「コミュニケーション力」なんて
大上段に構えなくても、

「いつまでも暑いな~」

「ホンマやねぇ、
 こう暑いとまだまだ
 ラーメンっちゅうより
 冷やし中華やねぇ」

「どこの冷やし中華が好き?」

等々と、話題を“転がし”、
相手との会話を楽しみながら
関係性を濃くしていける力。


それこそが
コミュニケーション力。





相手が楽しく会話に
乗ってきてくれるにははてなマーク

その時相手は、
何を望み、何を言いたいのかはてなマーク


察して、自分の中で咀嚼して、
新たなテーマとして提示する力。


必要なのはそういうことだと思う。
人間相手でしか養えない力。


ラボットとか
 ニコボなんかを相手にしたら
 どないなるんかな。笑ううさぎ


コミュニケーション力
≒雑談力。


竹中さんから、
教えてもらいました。

(後でこっそり思った。

 それって大阪のおばちゃんの

 自家薬籠中の物やん笑って。)

 



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