朝日新聞夕刊2面下に
「プレゼント」のコーナーがあります。

企業が、自社の商品やサービスを
「まずは使ってもらおう」と
プレゼント(懸賞)として
提供しているコーナーです。

今月上旬にこんなタイトルが
載ってました。
  下矢印
「風味や食感が異なるプリン3種」




提供される商品名は、
「プリン好きの為の
 プリン食べ比べセット」

(3種6個入り、2850円)


これを見て、
「あー、そうこられたら
 欲しくなるよな~音譜
って思ったんです。


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





世にプリン好きな方は多い。プリン
(私もそうです。(^^)/)


(こういうの、LOVEです。)



プリン好きなら、

「プリン好きの為の
 プリン食べ比べセット」


という名前だけでも
ちょっと食指が動きませんか?




説明文(セット内容)を読んでみると、

「スプーンですくうと
 崩れるほどにやわらかい
 『むさしのプリン』」、


(イメージ)


「卵白とマスカルポーネチーズを
 使用し、しっかりとした食感の
 『クラシックプリン』」、


(きっとこんな感じだと思う。)


「濃厚な卵の味と香りが
 楽しめる『たまごプリン』」


(イメージ)

が各2個ずつセットされている、と。


もちろんどの商品も

「厳選した卵、粗糖、牛乳、
 国産生クリーム、
 天然バニラビーンズを使用」。


 

 


短い説明ですが、もう既に、
自分の知ってる
(これまでに食べてきた)
プリンと“脳内食べ比べ”
してませんか~?


そして、
「どんなんやろ~ニコニコ」と
想像しちゃってませんか?






ここのプリンは、
こだわって作られているだけに、

値段だけを見ると、
少々お高いように感じます。

なので、
買う(取り寄せる)となると、
少しちゅうちょするのも事実。タラー


でもこういうふうに
「食べ比べセット」と
銘打たれると、

単価の高さって問題にならなく
なりませんか!?






こういうふうに、
「痒い所に手を届かせ」て
買ってもらえるようにする
、って

経営学者の山脇秀樹氏
『戦略の創造学』の中で
おっしゃっている

「日本的気づき発の
 イノベーション」


の典型かもしれません。

(↑日経MJ・中村直文編集委員の
  入れ知恵です。^^;)





個別のプリン(商品)や良し。

それを組み合わせて、
全体として

「どうやったら
 買いたくなってもらえるか」

を考えて売っていく。



“木を見て森も見る”

 

これが“肝”だということか、と

肝に銘じました。w



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