一昨日、少し時間があり、
桜を見がてら、
武庫川の川べりを歩いてみました。
(なかなか良いアングルで
撮れませんでしたので、
レンポジで武庫川の桜を
お楽しみください。)
桜はもちろん、
光とか、風とか、
川の流れとか、瀬音とか、
川に遊ぶ鳥とか、
久しぶりにじっくりと“感じ”ました。
(こういう感じ、ね。)
また、河川工事中ということで、
ショベルカー(?)が
水中の土をならしていて
(そういうふうに見えたので)
驚きました。
キャタピラー部分が
水に浸かっても平気なんやと。
川から目をあげて
北~北西方向を見やれば、
そこには六甲山系(?)の
山並みが横たわり・・・。
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
少し春霞っぽい山並みを見た時に、
「山笑う」という季語を
思い出したんです。
なんてドンピシャな表現だろうって。
(イメージ)
そうかそうか(*゚ー゚)( 。_。)、
季語って、季節とか自然とか、
誰もが人生で一度は見たり
経験したりしたことを
短く且つ「おっ?!」と思える
表現にまとめたものなんだなと
思いました。
例えば私がいいなあと思う季語は
こんな感じ。
山笑う
風光る
花の雨
猫の恋
麦の秋
薫衣香(くのえこう/くんえこう)
木の芽流し(きのめながし)
風花(かぜはな)
名残の空(なごりのそら)
文豪でもない限り、
「山笑う」なんてまず思いつきません。
生物ではないものが、
しかも山のようにでっかいのが
「笑う」んですよ。
同じように、
「どないして計んねん」と
ツッコミを入れたくなるような
「秋深し」。
誰が計ったんでしょうねぇ。
こういう、ちょっとやそっとじゃ
生まれっこない言い回し、
季語の世界にだけ留めておくのは、
モッタイナイなって
歩きながら考えてました。
聞いた途端、
心のどこか奥の方が
さわさわってなる表現。
そういうのを
自分の文章はもちろん、
会社やお店のコピーに
そっと使ってみると、
コピーに奥行きと
得も言われぬ共感が
出るんじゃないかなぁ。
使わん手はないやろーと一人、
春を歩きながら思ってました。
↑
(あ、これもそうだ。
春という所はないのに、
どないして歩くね~ん。w)
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