昨日に引き続き、
「人には、自分のやるべきこと、
進むべき方向に気づく瞬間があるんだ」
と気づかせてくれたお二人目は、
社会人一年目で阪神淡路大震災を
経験された方。
「自分の価値観に
大きく影響した」と。
(入社1年目であの震災とは、
さぞかし衝撃だったことと思います。)
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
その方が当時勤めておられたのは、
兵庫県に本社のある
給湯器・住宅設備メーカー。
当時、私も住宅メーカーの
社員でしたので、
「家を直してほしい」
「解体して建て直したい」
というご要望が
まさに“降るよう”だったのを
よく覚えています。
住宅設備は家と一心同体ですから、
(その方の会社に)
「依頼が殺到した」という状況は
手に取るようです。(*・ω・)(*-ω-)
その方は1年目ながら
地域のブロック長をしておられて、
自らも被災者となった社員と、
それでもなんとか出社を求める
営業責任者との間に入って、
何度も話し合われたそうです。
実はこの方も、当時は、
大病の後やっと外泊許可が下りた
お父様がご自宅におられたので、
「出社するか否か」で
随分悩まれたそうです。
「給湯器が直って
再びお湯が出るようになった」と、
多数のお客様に感謝される一方、
自分が経験したこと
~身の安全と仕事を
両立させるには?
~家族を守りつつ
働くことはできるのか?
が深く心の中に沈潜していかれた。
SNSの投稿をお借りすると、
「人は何のために働くのか、
会社は社員のために
もっとできることが
ないのかと、
自問する数年間でした。
社員が何かあった時に
安心して家族を守れるように
するのが会社なのでは、と」。
その記憶が、
“生活”と“仕事”の両立を第一に掲げ、
まず他社で見かけない勤務スタイルの
実践につながりました。
今でこそ、ワークライフバランス
ということで、勤務時間や働き方に
多様性が見受けられるようになりましたが、
その方が始められた当初は
まだまだ「珍しい」試みでした。
しかし、
「人は何のために働くのか、
会社は社員のために
何ができるのか」
を深く考えた経験があればこそ、
起業後に経営が軌道に乗った時に、
それを実践に移すことがおできになった。
昨日の方といい、今日の方といい、
「なぜ今自分がその
仕事をしているのか」
という理由、言い換えれば、
「自分の使命/天命」に
気づく瞬間って、
やっぱりあるんですよね。
そこに根付く限り、
ブレない、諦めない。
あなたにもきっと
そんな瞬間がおありだと思います。
それはいつ、何がきっかけで、
“だから”どう変わりましたか?(^^)/
できればそれを
「ストーリー」の形にまとめて
おかれることをお勧めしたいです。
折につけ自分の“根っこ”を
確認でき、行き方の“補強”が
できるだけでなく、
HP等で公開しておくと、
迷っている人へのエールになったり、
共感した人が
ファンになったりお客さんに
なったりしてくれるからです。
そうやって結ばれた絆は、
値引きやキャンペーンより
数百倍も強い紐帯となって、
末永いお付き合いにつながります。
気づいたら、書いてみる。
どうぞ実践してみてください。
もちろんお声かけ頂ければ、
喜んでお手伝いさせて頂きます。(^^)/
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