関西の人なら、朝のチャンネルは
朝日放送テレビ(6ch)の
「おはよう朝日です」※に合わせてる
という方も多いと思います。
※阪神が勝った翌日の
スポーツ情報コーナーが
とっても熱い朝の番組です。w
この番組の名物が
CM明けやコーナーの切り替わり時に
演奏されるエレクトーン。
(イメージ)
笑顔のお姉さんが毎回短いフレーズ
(ジングルといいます)を奏で、
「おはよう朝日です。
ただいま〇時〇分です。
いってらっしゃい」とか、
「おはよう朝日です。
ただいま〇時〇分、
次は□□のコーナーです」とか、
知らせてくれる。
AIがニュースを読む時代。
そんなご時世に、
わざわざ人が、生で、
エレクトーンを弾くというこの趣向。
実は40年以上続く伝統なんです。
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
この栄えある(?)伝統も、
始めた当初はいろいろあったとか。
中でも初代エレクトーンのお姉さんには、
こんなことがあったと。
いつものようにエレクトーンを演奏し、
時刻を告げていたところ、
(それまで順調にいってたのに・・・)
なぜか珍しくトチッてしまわれた。
そのトチり具合が尋常ではなく、
まさに「泡を食った」状態で、
視聴者からも心配される動揺っぷり
だったとか。
それを見ていた当時
中学生のグレゴリ青山さん。
それまでそのお姉さんのことを
「なんか時計じかけみたいな人やな」
と思われていたそうですが、
この一件があってから、
不思議なことにお姉さんが
「かわいくなった」ように
感じられた。
「硬いカラを破ったみたい。
失敗、大事やな」
と中学生心に思われたとか。
(昨年10/20の朝日新聞夕刊より)
失敗はできればしたくないもの。
順風満帆にいければ、
それに越したことはありません。
でも、失敗は
その人をさらけ出す。
さらけ出した素の顔が
かわいかったり、
意外な一面をあらわにする。
「えー?!実はそうやったん?」を
さらけ出してしまえば、
後はそのまんま
(素で)いけることもある。
いや、「いってもいいんだ」と
悟ったりもする。
そして、
「こっちの方がラクやん」と、
大切なことに気づく。
命に関わるような失敗であれば、
なんとしても防がねばなりませんが、
それ以外の、
リカバリーがきいたり、
なんてことない失敗だったら、
恐れることなく、
どんどん失敗した方がいいのかも。
(二兎を捕まえようとして
一兎も捕まえられなかったとか。^^;)
この年になっても
失敗だらけで、
失敗するからこそ、
「あーそうだったんだぁ~」な、
私が言うんですから、
きっと当たってると思います。
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