「阪神・淡路大震災から28年」で考えたい“時節”と広報 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
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今日は阪神・淡路大震災から28年の節目の日。


(震災当時の神戸市役所2号館
 Wikipediaより)


私自身は身体も実家も
全く無事だったのですが、

会社が混乱を極めたことは
今でも鮮明に覚えています。

同僚数人と台車を押しながら
近くのコンビニを回ったことや、

社内報の取材のために、
被災地域内の支店や営業所を
訪ねたこと、


(崩壊したJR六甲道駅。出典同上。
 これを見た時はただ絶句。

 しかし後に驚異的な復興を遂げます。
 その時の様子はテレビ等で報じられました。)

 


上司が出社できない中で、
初めて単独で販促対応を
迫られたことなど。タラー


あの惨事の記憶を忘れてはいけないし、

そこから学んだこと
得たこと進化したことも、

キチンと後世に
引き継いでいかねばならない。



だから、こういう“節目”って
広報の出番であり責務だと思ってます。



今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






その時期その時期で
必ず新聞やテレビ等で
報じられる話題があるのは
皆さまもご存知の通り。

旬や時節を追いかけるのが
メディアの習い性ですから。

 


新年や入学式という

毎年の定番や、


(今でしたら新年の風物詩・とんど焼きとか)

「〇〇から1年

 (1ヶ月、半年、●年)」

など。


今年は震災から28年という時間が経って、
“積み残した”課題の報道が目につきます。

例えばNHKの
「住宅地に潜む盛土リスク」や、

神戸新聞の
「復興費の返済残高、なお3832億円
 兵庫県と被災12市」、

ラジオ関西の
「都市の「液状化現象」から知る
  ~どんな土地が安全なのか?」、


(震災当時、液状化が発生した
 神戸の港島中町1丁目周辺。出典同上)

倒れた高速道路の橋脚の公開、

関西から離れた栃木県の下野新聞でも
「受け入れてくれた故郷、
 和菓子職人の恩返し」

など。


「その時しか報じない」との揶揄も
聞かれますが、


私は逆に
「その流れに乗じる」
ことが大事かな、と考えます。

 




“流れに乗って”
自社の善い取り組みを知ってもらったり、

長年自社内にだけ留まっていた
知見を広めたり、

みんなで磨いていきたい技術を
広報することは、

現在と将来の社会に資することだから。



その時に要になるのが
広報さんの役割。

まさしく広報さんの活躍の
タイミングです。



特に関西系の企業さんや、
防災・減災、各種インフラに関係する
企業さんにとって
注目頂きたいのが再来年。


阪神・淡路大震災から

30年という大きな節目の年

になりますから。
 

 


「まだ2年も先のことやん」
と悠長に構えていてはいけません。


 



ある事柄に関係する記事は
2週間くらい前から出始めますが、

大きな節目だとその時期が早まり、
“1か月くらい前から”と考えて正解。


とすると、通常
1.5~2ヶ月前頃から記者に
届け始めねばならない情報も、

その倍と考えて、
3~4ヶ月前くらいから
インプットを始める必要がある。


 


そこから逆算すると、、、。


いつ、何から考え出して、
いつ頃、何をどうしていくか、

聡いあなたならもうピンと来られたはず。


そう、、、全然先の話ではないんですビックリマーク


(余裕かましてる場合ではないびっくりマーク



今と将来に資すること。

それを一生懸命伝えようとするのは、
売名行為でもなんでもありません。


2年後の今日に向かって、
今から何ができるか、
考える節目の日にしてくださいませ。




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