ある日のバレエレッスン。
バーレッスンの途中で、先生から
軸足の方の脇(左脇)が落ちてると
注意されました。
これまで、
反対側の足(右足)が軸になっている時
(=右手でバーを持っている時)は、
「右脇が落ちてる」と
度々注意されてたんですが、
今度は左側ですか~?!
「このままやったらアカン」と、
終了後、先生に質問に行きました。
「片方を気をつけていると
反対側が(下がる)」と。
すると先生はしばらく考え込まれて
「腸腰筋が使えてないのね」と。
(腸腰筋はここ。)
(足を曲げる時とかに使います。)
そして
〇余計なところに力を入れないとか、
〇上半身で頑張らない、等々
追加の注意をいただきました。
そのご指導の文言が
出てくるまでに
少しの時間がかかられたことで、
「あー、私ったら、
先生的には『分かり過ぎるほど
分かっている』ことを
『説明してください』
って言っちゃったんだなぁ」
と気がつきました。(^^;
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
先生にしてみれば、
私が質問したこと
(=上半身の左右のバランス)なんて
もうずっと昔から、
息をするのと同じ感覚で
注意し鍛えられてきたこと。
そんな“身になじんだ”ことを、改めて
「素人にも分かりやすいように」
説明しろってんですから、
困られるのも当然。
ことほど左様に、自分は分かってること、
自家薬籠中の物ほど、
改めて説明してって言われたら
難しいんだよなぁ。
(考えすぎて煙が出るかも?(^^;)
そういえば、、、私にも覚えがあります。
毎月、広報担当者さんだけでなく、
販促担当者さん方も交えて
ミーティングさせて頂いてる
会社さんがあります。
毎年この時期になると、
「来年の世の中の動きを掴みましょう」
というお話しをします。
すると、さすがに広報さんは
「あっ!もうその時期ですね」と
合点してくださいます。
しかし販促担当の方々は、
ピンと来られるのに時間がかかる。(^^;
「来年の世の中の動きチェック」は
広報に携わる人なら必須。
今さらその必要性なんて、
考えもしないほどのルーティン。
でも販促担当となると、
必ずしもそうではない(ことが多い)。
(本当は販促担当者にも
必須なんですけどねぇぇ)
なので私は毎年、
(販促担当さんも入れ替わりがありますから)
「年末に来年の世の中の動きを
掴んでおくことの大切さ」
をレクチャーし直します。
でもねぇ、これがまたムズイ。
冒頭のバレエの先生と同じで、
「自分的には当たり前」なので、
都度「どない言うたら
一番良く分かって
(=必要性を感じて)もらえるだろう?」
と試行錯誤してます。
まあ、これも考えよう
自分には自明のことを
他人に分かりやすく話そうとすることで、
確実に“伝える力”は上がっていく
と考えるようにしています。
もし皆さんも、
「えー?!そんなこと今さら聞くぅぅ?」
てな質問をされたら、
「伝える力を鍛えるチャンスだ」
と考えてみてください。
その効果は、大きいですから~。
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