私が絶大な信頼を置く
フォトグラファーの知人が、
ウェディングの前撮りロケーションフォトを
撮影した時の様子をSNSに投稿していました。

※奈良市にスタジオを構え、
 とりわけ奈良の自然の中での
 ロケ撮影が半端ない御仁です。
(*^^)v


お客様は他県より奈良に

嫁いでこられた方で、
生まれた時からその地の写真館さんで
節目節目の写真を撮られてきたのだとか。


(きっとお宮参りの頃からずーっと
 写真を撮ってもらってきはったんやろな~ハート


知人は、その方の故郷の写真館の
経営者である「業界の大先輩」を
知っていたそうで、

「そんな業界の大先輩が
 築き上げてこられた
 写真館の素晴らしさを
 台無しには出来ない!」

とすごいプレッシャーの中、(^^;
これまたものすごく風情のある
ウェディングフォトを撮られました。

知人曰く
「奈良の景色と
 良いお天気に助けられて無事に終了」。


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






撮影を依頼されたご夫婦は、
「業界の大先輩」の撮影やスタジオを
絶賛されており、

 

写真館という存在を

大評価されていたそう。


だから、奈良に嫁いでこられても
ウェディングフォトは

「やはり『写真館で』と」考えられた。

 

 

 

そんな事情を知った知人は、

 

たまたまとはいえ、
自分のところに依頼頂けたのは

「写真館」という存在に絶大な信用と
信頼があるから、と。

 





「改めて写真館業界の先輩方に感謝と尊敬です。
 また自分もその立場になれるように精進します」

 



お嫁さんをこれまで撮ってこられた
「業界の大先輩」は、

「お互い、いい仕事に就いたと思いますね。
 またお客さまから、そんなに言われると、
 写真館冥利に尽きると
 感謝の気持ちになります」


とリプライ。


 

 


この“師弟”ともいうべき二人の
投稿を見ながら、


どんな仕事も業界も、
先人方のパイオニア精神と
努力と汗と涙と笑顔の上にできてる、
というか今があるんだな~と
すんごく思った。


たとえ今苦しい業界でも。
 


恐らくどんな業界も
これまでの歴史の中で
苦境と呼ばれる時期は何度となくあった。

でもそれを一人一人が、
一社一社が乗り越えて、
今に継承されてきた。


(ストーリー好きにはたまらんです。w)




しんどい時こそ、
業界の先人の、
とりわけ自社の先輩たちの足跡や
それを取り巻く人々に
目を向けるべきだと思った。


今を生きる勇気を
もらえるかもしれないし、

 

乗り越えるヒントが

出てくるかもしれないから。






そういえばある業界団体さんから
ブランディングのご相談をいただいた時、

忘れ去られていた「設立趣意書」の
素晴らしさに気づいたことがあります。


若干古文調でしたためられていた
「設立趣意書」。

そこからは、戦後間もない頃の、
まだまだ苦しかった人々の生活を
豊かにしようとした
設立者たちの息吹が、
ものすごく香ってきました。



ブランディングに着手するにあたって、
ここを抜きにして考えることはできない
と思った。



(人々の暮らしに貢献するんだびっくりマーク
 という純粋な情熱を感じたんです。うさぎ



しかしそんな私のKーフンに対して、
団体幹部の皆さんはポカンとした顔を
されてたんですよねぇ。。。(^^;

「それが何か?」って感じで。ブー



そこで思わず

「皆さん、もう一度
 読み返してみてください。
 ここに全てがある。

 

 これが醸すものを

 一人一人がもう一度
 腑に落とすことが、
 全ての始まりじゃないですか」


と申し上げました。


知人のSNS投稿から、
あの情熱ほとばしるような
「設立趣意書」を思い出しました。



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