昨日のお掃除に関する歴史小説を
読んだ感想の続きです。

本当に江戸城とか重要な施設を
お掃除する役目の人々がいたんですね~。


(「江戸城登城風景図屏風」 Wikipediaより
 こんなに広大で複雑な建物、
 そりゃ、掃除のプロ集団が必要びっくりマーク


あの小説の筆者さんは、
あまり人が注目しないところに
目を付けられたのがすごいな~と。目

その着眼点の上に、
現代の我々も悩むようなことが
掛け合わさっている。

だからグッとくる小説に
なってるんだなぁ。


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






詳しく書くと
ネタばれになるのが辛いところです。アセアセ

昨日ご紹介した本には3話収録されていて、
1話と3話からは、

「掃除とはただ単に物理的に
 きれいにすることではない」


というのがビンビンに伝わってきます。

 


 



1話では、
〇汚れを作るのも人。
 だったらなぜその人がそうするのか?
 という所まで“降りて”いく

〇そこから見えてきた(推量された)
 原因を取り除く

〇そのために公私にわたる知見を使う

ということが描かれています。



その更に奥、というか、
実は地続きな話が3話目。


1話目と3話目を通して、
人の心まで“降りて”いって、
根本から解きほぐすから、

“結果”きれいになるんだなぁー
って得心しました。



(全然関係ありませんが、
 お猫さまに「障子を破ってはいけない」
 と納得してもらえなければ、
 何度張り替えても破られる・・・
 ってことです。違うか。。。(^^;)



2話目は、
今の企業の上司ー部下の関係にも通じる、
「リーダーシップ」というか、
「守るべきものは守る」
というお話しです。


ある御掃除の組のリーダー(組頭)は、

「部下の命だけは
 守らねばならない」

というその一点に気づいて、
危険をかいくぐりお役目をやり遂げます

 



その一点に懸命になるからこそ、
閃きが生まれた。


九死に一生の突破口を見つけられた。

 



 

 



1冊を通して、掃除とは
なんと奥の深い所為かと
頷きました。
(*゚ー゚)( 。_。)

 


きっとこういう感動や感心って、
あらゆるお仕事にあると思います。


もちろん、あなたのお仕事にも。(^^)/



ちょっと行き詰まっちゃってる方、
或いは部下の指導に悩んでる上司の方、

あなたのお仕事の“意味”、
“本当に大切なこと”に思いを馳せるために
一読してみられませんか。


(注/書店の回しモンではありません。汗うさぎ






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