なんか今、関東の若者の間でも
「知らんけど」が流行ってるらしいです!

この記事によると、
意味は本来の(?)関西風とは
ちと違ってるようですが、

「つかみですとか、オチですとか、
  相手を面白がらせる会話術が
  (今)すごく発達している」


世相が流行の下地になってるそうです。
(放送大学大阪学習センター・金水敏所長)

 

 

(オチってこんなん?^^;)


 

 




そういえば、本屋さんで

こんな本も見かけたな~。w


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!


 

 



同所長は続けて、

「元々、大阪が商人の町で、
 おしゃべりするというのが、
 ビジネスチャンスを

 広げていくという意味で、
 大いに活用されたというのがある」


なんておっしゃってますね~。


「しゃべってナンボ」な大阪人が
重宝してきた言い回しが、
全国区になりつつあるのを見て、

これはいよいよ、
「大阪のおばちゃん」は最強人類!
と頷きました。

 



(大阪では鶏も派手?知らんけど。)



朝日新聞に連載されている
「折々のことば」のある回に、
選者の鷲田清一さんは、

日本語学者の金水 敏(きんすい さとし)さん
病理学者の仲野 徹さんの対談集、


『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』
からこんな一文を紹介されてました。


金水 敏さん
「小学校時代の同級生なんかは、
 いま会うと完全に

 大阪のおばちゃんですけど、
 子どものころからおばちゃんでした」


大阪のおばちゃんは、
つい、かまい、口を挟むのに、
後腐れはない高度な術(わざ)を
持っている。

それを生まれた時から身に着けている?
と。


(子どもの頃からたこ焼きを
 ひっくり返す練習を、、、
 今の子はしてるのかなぁ。たこ焼き



お相手の仲野 徹さんは
それに輪をかけて(?)
「おばちゃんはア行」なのだと。

曰く、

あ:厚かましい
い:いらんこと言う
う:うるさい
え:ええ加減
お:お節介(せっかい)。


大阪のおばちゃん5段活用完成ービックリマーク
って感じですが、(^-^;
笑ってしまいました。


ド厚かましいと思われても仕方ないのに、
そう思わせない「高度な術」を身につけた
人類はそうそういてません。




この前聞いてきた日経の編集委員さん
(日経MJの「ヒットのクスリ」筆者)
のセミナーで、

「Z世代は『放っておいて欲しい』けど
 『手厚く』を望んでいる」


という示唆がありました。





なんかね、それにドンピシャなんが、
一見厚かましそうだけど、
いい意味で放置プレイな
大阪のおばちゃんやと思いました。


ひょっとしたら、
「知らんけど」の流行は、
そんなつかず離れずを求める心が、
無意識に選択したワードかもね。


知らんけど。w



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