以前にも書かせてもらった
「ドムドムハンバーガー」さん。

 




先週の「ITmediaビジネスONLINE」に
「3倍の『100店舗を目指さない』ワケ」
という記事が出ていました。

同社の現在の店舗数は29。

ハンバーガーチェーンという括りでいうと
明らかに「少ない」数。


でも、
「なぜ」少ないのか、
「だから」少ないのか
が分かると、

「同じハンバーガーチェーンに行くならここ」
とか、

「同じ働くならここ」
っていう動機につながると強く思いました。



“経営者さんの思いを外に出す(表す)”
ことをおススメしてきたこととも重なりました。


 


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!


 

 



最近、ある工場の社長さんから言われたんです

「いや、私のことなんかええんです。

 プレスリリースしたいのは〇〇で、
 私のことなんか全然関係ないんです。

 そやのに、
 なんで私のことなんて

 聞きたがるんですかはてなマーク


いやいや、

そうちゃうんですよ。あせる


この方にはぜひ
ドムドムバーガーの藤﨑社長の著書を
おススメしたい。

 


藤﨑社長の経営の“根っこ”は
「相手に心を尽くす」。



「ITmediaビジネスONLINE」から抜粋させて頂くと、
こんな感じ。

「マーケティングとは
『お客さまは何が欲しいのか』を
 真剣に考えること」

「お客さまが求めているのは

 ワンピース単体ではなく、
 すてきなコーディネートだった」※1

「(居酒屋は)
 おいしい料理を提供するだけでなく、
 居心地の良い空間を提供すること」※2


こういう思いの積み重ねの先に、
独特のメニューや出店シナリオがある。





それらを知った時、
ハンバーガーは

一層輝いて見えるし、
自分のオンリーワンの

お店にもなる。

もっと深く知りたいとも思う。






知らなければ単なるキーホルダーにすぎない
「どむぞうくんキーチェーン」
お気に入りグッズになる。



どんなモノもコトも店舗も、
考えなしで生まれてくるものはありません。

(アメーバじゃないんですから。(^^;)

 




必ず

“生まれてきた理由”がある。

その“理由”の奥には、
経営者さんの思いや志がある。

そこに納得して初めて、

お客さんは、

「買う」「ごひいきにする」

という行動に出る。





これ、B to CだけでなくB to Bでも同じです。

もう品質や値段ではどこもほぼ同じだから。

「行くとこまで行っちゃった」とこで
競争してもどんぐりの背比べだから。


(ほとんど見分けがつかない。タラー


こういうのって、
相手がメディアさんでも全く同じなんです。

 

 



まあ個人的な希望を言わせて頂くと、
もう少し店舗が増えてくれたらな~うさぎ
と思わないでもないんですが、

よく考えると、
多少行きにくくてもわざわざ行く理由を
作ってくれてるのかもしれません。



高校生の頃の「ドムドム愛」は、
若者にも手を出しやすい値段と
どこにでもある店舗でした。

しかし、

大人になってからの「ドムドム愛」は、
経営者さんのバックグラウンドと、

そこから出てくるお店の個性(独自性)に

由来してます。




う~ん、、、やっぱ好きだわ。(笑)



※1「ITmediaビジネスONLINE」より引用

渋谷109のアパレルショップで社員をしていた頃。
マネキンにも着せていた、
人気商品のワンピースがあった。
しかし、(藤﨑氏が)外出して戻ると、
ワンピースが売れていなかった。
急にどうしたのだろう……と確認すると、
そのワンピースとセットでマネキンに
着せていたネックレスが全て売れてしまっていて、
コーディネートが崩れてしまっていた。

「お客さまがより良くコーディネート
 できるように提供する──という思いが
 きちんと伝わる店舗だったら

 商品は売れるし、
 伝わらなければ売れない。
 心を尽くすというのは、そういうことです」



※2(同上)

座席も、元気なグループと静かなグループを
適した配置で案内するように心掛けたり、
個人のお客様も静かに過ごしたい人か、
スタッフと会話したい人か、
はたまた友人を作りたいのかといったことを
考えたりして、接客をしていたという。





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