毎月第一日曜日の早朝、
MBS(毎日放送)で「マンスリーリポート」
という短い番組が放送されてます。

番組審議会の報告と、
放送の裏舞台を特集するという
地味目な番組です。(^-^;

早く起きた朝は結構見てます。
今のテレビ局の“内実”が知れるから。

7/3の回で、
やっぱり取材の決め手(の一つ)はこれだな、
と思う意見に出くわしました。
 

 

 


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






上記リンクの「第669回番組審議会」の
「詳しい審議内容はこちら」を
クリックすると内容を読むことができます。

短いレポートですので、
よろしければご覧ください。


その中で出席委員のお一人が、
当該番組「ゼニガメ」の取材先に対して、
こうおっしゃったんですよね。

ポケモンの「ゼニガメ」ではなく、
 この番組です。




以下、同レポートから引用 クローバー クローバー クローバー クローバー

なぜその店や仕事を選んだのか
説明できるかという視点が重要。




番組が店の紹介やプロモーションに
なってしまわないように、
きっかけや動機付けを掘り下げて、
成功するまでの道のりや苦労した点を
どう描くかがポイントだと思った。


クローバー クローバー クローバー クローバー 引用ここまで クローバー クローバー クローバー クローバー


鋭いあなたならもうお気づきですよね。ひらめき電球


メディアが気を付けているのは、

そこを取り上げることが
「店の紹介やプロモーションに
 なってしまわないか」

ということ。



報道の“結果”、
お店や企業が繁盛するのは OK なんです。


(フードイベントがあって、
 「賑わってますよ」と報じた“結果”、更に
 たくさんの方が来場される、というのはOK。

 報じる側は意図的に
 「このフェスに人を呼び込んでやろう」
 「ここの営業を手伝ってあげよう」
 とは思ってません。)



件の委員さんは続けて
このようにもおっしゃいました。

「例えば(番組に出てきていた)
 24時間営業の携帯電話修理ショップ。



 ここの場合は、
 ショップオーナーが以前に同じような
 (故障の)経験をしたから、
 今この仕事をしている、という
 動機付けがあったから納得がいった。


 しかしこういうのが他にはなかった」。


更に、

「フランチャイズ化して
 どうやって利益を出しているか
 という辺りも内実が知れてよかった」。


 

 


いかがでしょうはてなマーク



メディアが取材するわけと、
関心を喚起するための、
二つのポイントが読み取れませんかはてなマーク




メディアは一企業の利益のために
動く(取材・報道する)ことはありません。

 


ということは、

「うちはこんなにすごいんです」
「こんないい商品があります」

といくら言っても、
「取材したい」とは思ってもらえない
ってこと。




商品・サービスや良し。

それは社会にどう役立つのか?
どんな意義を持っているのか?
なぜ今なのか?


 


商品・サービスに+(プラス)

この3点がそろって初めて、

 

「取材したいのですが」という
電話がかかってくる、というわけなのです。

 

 

広報は、「我田引水」ではアカンという理由、

伝わりましたでしょうか?ひらめき電球

 

 



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