最近、着任されたばかりの新人広報さんを
ご指導する機会がありました。
顧客対応や現場経験は豊富だけれど、
広報は初めて、という方でした。
初めて書かれたプレスリリースを拝見して、
まずご指摘したことは。。。
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
これまでずっとお客様と直に、
そして一生懸命触れ合って
こられたんだろうな~(*゚ー゚)( 。_。)
というのが実感できるリリースでした。
というのも、使われていたのが
「ほぼ話し言葉」、「ほぼSNSの言葉」
だったから。(^-^;
非常に親しみやすくていいんですけど、
やはりプレスリリース
=企業(自社)から企業(メディア)への
B to B文書
だとすると、ちょっとそぐわない。
そういうことを始め、
他社の新人広報さんにも参考にして頂ける
【プレスリリースの基本のキ】
を2点抽出しました。
よろしければご参考に。
①B to Bの言葉遣いをする
一例)
〇「お客さん」→「お客様」、
「業者さん」→「取引先」など
〇他社名は正式名称に。
前(株)か後(株)かも要確認
②一文を短くする。
「二重言葉」を避ける
前後の文脈から自ずと分かること
=重ね言葉、二重言葉は使わない。
たったA4一枚分しかありませんので、
スペースの有効活用という意味からも、
文章は短いに越したことはありません。
(A4一枚って意外と小さいんですよぉ~~。)
そもそも新聞自体が余計な言葉を排除して
構成されてますから、それに倣うのが◎。
「二重言葉」って、どうしても
もたついた印象になるのもネックっす。
最初は少しやりにくいかもしれませんが、
この2点を意識するだけでも随分変わります。
それも、
受け取る側(=記者)が
“慣れている”いい形に。
そんな努力って、実は
“おもてなし”なんですよ。
プレスリリースって、言ってみれば
(お茶席に向かう)飛石。
これを踏んできてもらえれば、
自然と茶室に到着するように、
記者さんに“気持ちよく”&“自然に”
取材に来て頂くようにするのが役目。
茶道と飛石の関係は、
広報とプレスリリースのそれと同じ。
(あくまで私の感覚です。^^;)
よろしければ参考になさってみてください。
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