NHKに「ドキュメント72時間」
って番組がありますよね。
特定の場所に72時間(3日間)取材班が
張り付いて、さまざまな人間模様を
浮き彫りにする番組です。
一見単純、でもなぜか惹き込まれる。
1月末の回(2月末再放送)は、
東京・新橋駅前のシュークリーム屋さんでした。
そう、HIROTAのお店にカメラが密着。
ドキュメンタリーの手法を知り尽くした
カメラワークもあって、
なんかグッと来たんですよねぇ。
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
HIROTAのシュークリームといえば、
恐らく知らない人はいない。
身近な気取らないおやつで、
値段的にもこなれているので、
ちょっとした手土産に重宝します。
(私もよく差し入れにします。)
新橋という場所柄、
職場の同僚への差し入れが多かったんですが、
「飲んで帰る時は(家族へ)お土産を
買って帰らないと機嫌悪くなるんで。(^^;」
というお父さんもいてはりました。(笑)
(ご存知、新橋は働き人の町。)
そんなお客さんを迎える
ショーケースの中のシュークリームたちは、
どれも「ドヤ顔」でした。(*゚ー゚)( 。_。)
「私たちは、この身で、
人々の喜(怒)哀楽に寄り添うんだ」
ってオーラが出てた。
そんな堂々としたシュークリームたちを
見てたら、
これを作り、届け、売るっていう仕事が、
ものすごいことだなって思ったんです。
どのシュークリームも、
ショーケースの中から外に向かって、
「見て見て!美味しそうやろ!
プリっぷりやろ!甘くておいしいねんで~」
って自信に満ちてた。
小学生の女の子に見つめられることが誇り。
おじさんに選ばれ、仲間を笑顔にすることが誇り。
「どんなもんだ~い」って声まで
聞こえてきそうだった。
このシュークリームをはじめスイーツたちは、
単なるモノじゃないって思うんですよね。
無生物でありながら、
「選ぶ人、食べる人を笑顔にする任務を
背負ってるんや」って、
ちゃんと分かってる。
きっと日本中のお菓子屋さんは、
「そうさ!
そんなお菓子を作ってるんだからね!」
って微笑まれると思います。
そう、、、
あなたの手から
生み出されるお菓子たちは、
人を幸せにする誇りに満ちた何か
なんですよね。
スイーツ好き、を差っ引いても、
あのシュークリームたちが背負う矜持に、
そして作る人の矜持に、
ノックアウトされた私でした。
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