「ローザンヌ国際バレエコンクール」ってご存知ですか?

若手ダンサーの世界への登竜門と言われ、
入賞者には著名バレエ学校への留学等が
用意されています。

(詳しくはこのリンクをご覧ください。)


今年は東大阪市出身の方が2位に入賞!


彼女の踊りを見て

ブラボー!!と万雷の拍手を贈った人は、
日本だけでなく世界中に!

 



このニュースが伝えられた後の
ある日のバレエのポワントレッスンで、

先生は
「あのアラベスク、見た?」と。

※トウシューズの異名です。



「アラベスクも素晴らしいんやけど、
 注目してほしいのは
 (アラベスクの前の)デヴロッペ。

 あれがあるから
 美しいアラベスクができるんよね」


※上記YouTubeリンクの36秒辺りに出てくる
 左膝を曲げて右足を斜め下に伸ばしている
 動きです。



「全てつながってるんよね」




今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






デヴロッペって、
次のアラベスクに比べると、

遥かに地味で目立たない、
言ってみれば“準備運動”のような動きです。


「これのどこがすごいん?」
とお思いになる方も多いと思います。汗うさぎ


しかしこの見逃してしまいそうな動きこそ、
プリエに始まり、プリエに終わる」
と言われるバレエの真骨頂。


つまり、
プリエで“待てる”軸・体幹。



(全く違いますが
 プリエと似てなくもない・・・かも。^^;)
 

 



そこにもう一つ、
伸びている方の右足にご注目。

 


つま先は斜め下、つまり今から自分が
「そこに立つよ!」って所と方向を
指し示してます。


数学的に言えば
「ベクトルが出てる」ということ。

 



(フレミングの左手の法則のように
 指し示す方向がハッキリしてる、
 ということ。違うかなぁ。。。^^;)



この動きの元をたどっていくと、
バーレッスンの「タンジュ」という
動作に行き着きます。


足の裏をできるだけ床から離さず、
前・横・後ろに出す動作。

これがどれほど大事で、
どれほどしんどい動きか、あせる
バレエをちょっとでもかじった方なら
頷いて頂けると思います。

見よう見まねでいいので、
試しにやってみてくださいびっくりマーク


(この子たちがやってる動作です。)



バレエのレッスンに行くと、
どこの国のどんなレベルのクラスでも、
たとえ世界的なカンパニー(バレエ団)でも、

「プリエ」と「タンジュ」から始まる。


ローザンヌ2位という快挙も、
元を辿れば結局“そこ”へ行き着く。

 

 



そんな先生の説明を聞いた帰り道、

「元を辿って辿っていくと、
 本当に何が大事か分かる」


ってバレエだけのことじゃないと思った。






企業でも学校でも、

「なぜその仕事をするのか」
「なぜ学ぶのか」

源へ源へ遡っていくと、
最も大切な所に行き着きます。


 


そして、

「大事なことほどシンプルで

 一見何気ない」
という所もバレエと共通してる。

 



 

 

 

バレエなら、

そこを分かった(弁えた)上で
練習できるかが、上達の分かれ道。

 

 

企業なら、
そこを分かった上で、
日々を大切にできるか、
施策を実行できるかが、
盛衰の分かれ道。



また一つ、
バレエから大きなビジネスの気づきを
もらったな、って思いました。


早速それをお二人の事業者さんに
応用させてもらいました。

そのお話し、明日書きますね~。おねがい



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