禅問答のようなタイトルでスミマセン。(;^ω^)

でもまさにそうとしか言いようのないことを、
岡庄みかん畑の岩﨑さんが書いておられたので。


年末、彼が実家近くのスーパーへ行った時のこと。

「入口のメイン売り場に、
 ドーンとみかんコーナーがあることに、
 みかん農家としてホッとするね。
 『岡庄みかん畑』のみかんは無くてもね」と。


(こんなふうにドーンと山積み。
 岩ちゃんのブログより拝借。)


職業柄(?)、どんな人が
どんなふうにみかんを手に取ってくれるのだろう?
と見ていた彼がふと気づいたのは・・・?



今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!



 

 



みかんを手に取っていたのは、
自分と同世代か、
それより年上の女性がほとんどだったそう。



逆に、子どもがみかんに興味を示し、
手に取ることは皆無だった、と。




なぜかはてなマーク



「えっ?」と驚く・・・というか、
あまりに当たり前な理由。(^-^;


単純に、子どもの背丈では見えない、
手の届かない所に積まれていたから。






この陳列、
スーパーさん的には当たり前です。

子どもは買わない、大人が買う。
だから大人が手を出しやすい高さに積む。

全く正解。

逆に、駄菓子売り場は、
大人には見にくい。(^▽^;)


(ガチャガチャも大人が遊ぶには
 低い位置に置いてあることが多いです。^^;)



その時、その人の目に

入ってないものは“ないのと同じ”。



その理屈でいくと、
スーパーや小売店の売上って、
工夫次第でまだ伸ばせると思うんです。



例えば、値札や商品説明には
お年寄りには読みにくい字があふれてます。



(高齢者がよく手に取る和菓子の表示も
 ひょっとしたら見にくいかもしれない。)


また、車椅子ユーザーにしてみたら、
棚の上の方や下段の商品・説明は
あってなきが如し。





もっとお客さんの目に入りやすく、
陳列も工夫すれば、
セールや値引きに回る

商品の割合が減りそう。



買ってほしい(=ターゲットとなる)

お客さんの目に入ってなければ、

買ってもらえない・・・って、

 

小売業だけでなく、
どこの業界でも同じだと思うんです。




端的な例が、Webサイト。

検索ワードから

飛んできてくれた人の目に、
その「検索ワード」を

ズバリ満たす何かが表示されてるか?






例えばクラウドサーバーを提供する会社の場合。

検索からそこのWebサイトを訪問する人って、

「クラウド上にデータを保管したい。
 安全に、手軽に。ついでに安価だったら嬉しい」

なんてニーズを持ってます。





しかし、検索から飛んだページに、
パッケージソフトの販売が表示されていたら
どうでしょう??


(「クラウドサービス」と検索して、

 こんなのが出てきたら即離脱!もやもや


たとえ(スクロールした)下の方に
クラウドサーバーの項目があっても、
訪問者には分かりません。

その時“見えてない”と
簡単に離脱されてしまう。


  



いかに“見えてない”ことがコワイか。


せっかくの商品、サービス、HP、
ちゃんとお客様から“見えて”ますか?





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