昨日、
「あなたが今の仕事をするきっかけになったひと言」
というブログを書きました。

そんな人生を変えた一言は、
一昨日行った講談会にも。(^^)/



元日に聞きに行った「365日千鳥亭」初日で
開口一番、旭堂小南陵さんが
おっしゃったことは・・・。

※一年いつ行っても講談等が聞ける!
 という今年から開始された試み。
 こんな感じ。

  下矢印


 1/8まではスペシャルデーということで、
 こうなってます!

  下矢印



今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!







旭堂小南陵さんに「人生を変えたひと言」を
投げかけたのは桂文枝さんだったそうです。


2016年に上方講談の名跡「小南陵」を
襲名されるに当たって、

南陵師匠(故人)と文枝さんの所に
ご挨拶に行かれた時のこと。


文枝さんは、

「そろそろ講談も、

 専用の『寄席』を
 持たなあかんのんと

 ちゃいますか?」と。



上方落語の定席として有名な
「天満天神繁昌亭」ですが、


(天満天神繁昌亭 Wikipediaより)

構想当時は、
「毎日寄席をやるなんて」、
「そんなんすぐ潰れるわ」と
さんざんだったそうです。
汗

しかし今では立派に
「落語といえば・・・」と言ってもらえてる。



講談もそんな場所を作る必要が
あるんじゃないか?と。




「そんな大きい小屋でなくてええんです。
 商店街なんかを探したら、
 空き店舗が結構ある。
 そんな所を安うで貸してもろたら

 どないです?」

と文枝さんは畳みかけられたそうです。



文枝さんとしては、
南陵師匠におっしゃったつもりなのでしょうが、

小南陵さんは、
「確かにそうだな!と。



2001年に入門して以来、
「ここに来てもろたら必ず聞いてもらえます」
とは言えたことがない。

ましてや、高座(=舞台/出番)が少ないと、
弟子が成長する機会も少ないと
常々思っておられたそうです。



どこの世界でもそうですが、新人さんは、
OJTとして明文化されたカリキュラムだけでなく、

先輩や先生、上司の立ち居振る舞いや言動を
見て聞いて覚えて、育っていきます。

 

古い言葉で言えば、

背中を見て育つ、ということでしょうか。(*゚ー゚)( 。_。)

 


 

 



伝統芸能の世界にも、
やはり芸界ならではの約束事や作法がある。

例えば、楽屋での新人の役割、
他流派の兄さん姉さん方への接し方、
(袴の)着付けもその一端でしょう。

 

  


※自分より一日でも早く入門した人を
 こう呼ぶそうです。




そういう“実地研修”の場が、
当時の講談界には少なかった。




「そうやビックリマーク

 講談の定席を作ろう!!


そう決心し、紆余曲折と、
聞くも涙語るも涙の3年えーんを経て、

3年前(2019年)のちょうど1月に
「此花千鳥亭」がオープンしたのです。


(オープン当時のテレビ報道。iCloudに残してました!)

 


 


(まさに、夢の第一歩を踏み出されたんですね。)
 

 

 

一昨日も、


「皆さんが支えてくださるからこそ、
 ここ
(此花千鳥亭)があるんです」と。

そんなふうに語りかけられたら、
一層応援しなきゃ!と思いますよね。
拍手
 

 



人生を変えた

ひと言/人/シチュエーションを
思い出し、

改めて心に刻むというのは、

ファンを増やし、
ファンとの関係性を

一層深めるのにも役立つ。

 



 

 


いかがでしょう?ラブラブ

お正月休みに改めて
「なぜ今自分がその仕事をしているのか?」
に思いを馳せてみられませんか?



休み明け、
「なんか感じ、変わった?」
と言われるかもしれませんよ~。(^^ゞ



(PS)
ということで、早速「此花千鳥亭」応援びっくりマーク


「365日千鳥亭」以外にも、
男前さんが好きな方にはこういうのもおススメ。
  下矢印

 



また「すけべ」好きな方(^-^;には、
こんな会もあります。(笑)
  下矢印

 

ぜひ一度足をお運びください。足

遠方の方、オンラインでも視聴頂けますよ~~。上差し

 

 

 


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