心が動くから体が動く。“最後”の「買ってもらう」という所だけにフォーカスしてはいけない理由。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

キャッチコピーのセミナーでも、
プレスリリースに関する講演でも、
必ずお伝えすることがあります。


それは、

心が動かないと、体が動かない。
(=行動してもらえない)

 

 


逆に言えば、

心が動くからこそ、体が動く。
(=行動してもらえる)

 

 



行動=問い合わせや購買、取材。

販売促進活動、広報活動の“成果”です。


 

 





今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







「何を当たり前のこと言うてんの?(´゚д゚`)
 今更そんなこと、どっかで頭打ったんちゃう?」


・・・・・・なんて思われた方、
多いんじゃないかな、って思います。あせる

(ご心配なく、どこにも頭ぶつけちゃいません。
 頭わりぃのはもともとっス。(^▽^;))




でもね、そんなふうにちゃんと分かっておられる方でも、
案外落ちてしまう“落とし穴”が、


買う(買ってもらう)という一点に
フォーカスしてしまうこと。

 

 

  


 

 


確かに「買うてもろてナンボ」です。


なんですが、
その“ゴール”だけを

なんとかしようと思っても無理。


しかし、なんとか手っ取り早く売り上げを上げたい、
取材を呼び込みたいと思いがち・・・ではありませんか?^^;







考えて頂くために、
一見、経済の現場とは関係の薄そうな
老人ホームの入居者さんのエピソードを
お話ししますね。


ある日の大阪日日新聞からの抜粋です。


  

 

 



いつどんな場面でも笑顔で「ありがとう、ありがとう」と
ささやいてくれるおばあさんがいらした。


  

 

 


ただ、「ありがとう」という言葉以外は出てこず、
介護スタッフは何をしたら喜んでもらえるんだろう?と
首をひねっていたそうです。




あるレクリエーションの時間。

ボードゲームで使うお金が
「もし本物だったら何に使いたいか?」という話で
盛り上がった時に、そのおばあさんは小声で
「お墓参りに行きたい」と。

 


  




スタッフはピンときて、ひらめき電球
家族へ連絡し、半年後にお墓参りする計画を
立てたのだそうです。

さあそれから、「ありがとうおばあちゃん」は
変わっていきました。

 

 



そっと部屋をのぞいてみると、
手すりにつかまってスクワットするわ、

リハビリにも熱心に取り組むわ、

お墓参りの時は車いすを使わず、
杖をつき、しっかりと自分の足で歩かれたのだとか。



  




記事には、

「心が動いたことにより体が動いたのです。
 目的を持つことの大切さが伝わってきます」


とありました。

 

 


心が動くからこそ、体が動く。



その証拠は、
遠く英語が生まれた時代にもありました。





英語のご先祖=語源はラテン語です。

「テルマエ・ロマエ」の舞台である、
古代ローマで話されていた言語です。


     

 

 



英語の

「emotion」(感情、心が動く)と、
「action」(行動、体が動く)という語は、

 

共に一つのラテン語

「movere」から派生してたんです!!
 

 

 


これを知った時には、
アルキメデスみたいに「ヘウレーカ(見つけた)!」と
叫びそうになりました。笑い泣き

「やっぱそうか~~~!!!」って。(笑)
 

 

  
(16世紀に描かれた、風呂に入ったアルキメデスのイラスト。
 発見の喜びに、叫びながら飛び出したそうです。^^;)

 

 



買ってもらおうと思ったら、
まずお客さんの心を動かさなければならない。

 


目先の値下げに走るより、
どうしたら相手の心をゆさゆさ揺さぶれるか?

 

 

  
 

 



そんなふうに考えた方が遥かに楽しいし、
利益を削って自分の首を絞めなくていい。




一時のキャンペーンや安売りではなく、
長続きし、且つ「それいいね!」と言ってもらえる方法に
シフトしてくださいねっ
ビックリマーク




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