「本当の価値を掘り出してもらえて嬉しかった」。
最近、プレスリリースのご相談を頂いた方から、
こんなお言葉をいただきました。
なんかね、とっても嬉しかったんですけど、
実は私は何にもしてないんだなぁ~。(^-^;
その時私がやったことは、これ。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
個人でお店をやっておられる方からのご依頼でした。
開店してまだ一年にもかかわらず、
常連さんに恵まれ、忙しいながらも充実した日々。
ただそういう「繁盛店さんアルある」で、
常連さんの“入れ替わり”が起こり始めました。
珍しい現象ではないだけに心配は杞憂とはいえ、
オーナーさんとしては気が気ではない。(^0^;A
そこで、一周年を機にプレスリリースを行いたい、と。
お話をお聞きすると、
とっても魅力的なお店で、
行っておられることも素晴らしい。
ただ、それをそのままリリースにまとめたとしても、
記者にしてみれば、「だからどうなん?」って感じです。
一通りお話を聞き、
「どうやってネタを紡ぎ出したもんかな~」と考えつつ、
休憩を取りました。
お茶を飲みつつ、聞いた内容を反芻し、
(草食動物みたいですが、ホントにこういうことをします。^^;)
バラバラな情報を、“タグ付け”していきました。
“タグ付け”してみると、一番大事なところが
ポッカリ抜けていることに気づきました。
その穴を埋めるべく、改めて、
「どうして〇〇されたいのですか?」と聞いてみました。
最初のお答えは誰もが答えそうな表面的なことだったので、
「それじゃないよね・・・(・.・*)(._.)」と。
ちょいと突っ込んでみました。(^0^;A
「その奥にある気持ちって何ですか?」と問うと、
一歩踏み込んだAnswerが返ってきました。
「いやいや、まだそこちゃうやろ・・・」と一人ごちて更に、
「どうしてそう考えるようになったんですか?」
「じゃあ、どうしてそうしようと思ったんですか?」
「その時のお気持ちは?」
「そのまた奥にはどんなお気持ちがあったんでしょう?」
「結局、とっかかりってなんだったのですか?」と
どんどんフォーカスを絞っていきました。
そんな受け答えをしていくと、
徐々にその方の“立体像”が“見えて”きました。
ポッカリ空いてた穴がふさがりました。
穴をふさいでくれた言葉をそのままオウム返しにしてみると、、、
冒頭のような感想をいただけたんです。(*'▽')
私はただ、その方が言われたことをオウム返しにしただけ。
でも、それでご自分の価値に、
プレスリリースで本当に訴えるべきことに、
気づかれました。
私も、「それなら“生きたリリース”になる」と確信しました。
人って本当に不思議です。
たとえ自分のことでも、
一旦言葉にして自分の口から出して、
鏡のように相手に反射させてからでないと、
気づけないことがある。
誰かを鏡にして初めて、
自分の本当の価値
~伝えるべき大切なこと~に気づける。
今、行き方に迷っておられるとか、
何をしたいのか分からなくなっている方、
心許せる友人、あるいはまったくの第三者に、
自分の言葉を“反射”させてみてください。
きっとそこにご自分が“映る”と思います。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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