お盆のこの時期は、夏休みの中盤。

今頃って案外、帰省だの法事だのって忙しい。あせる

なのに連日、子どもたちはゴロゴロ・・・・・・。

 


そろそろ「ふぅー・・・(^_^;)」と
ため息をついておられる親御さんも多いことと思います。
 

 


でもせっかくの夏休みですから、
お子さんに「夏の宿題」があるように、
親御さんも「夏の宿題」してみられませんか?

 


テーマは、
「改めてうちの子を見つめてみる」です。

 

 

 





今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!








『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて
 慶應大学に現役合格した話』

   


お読みになった方、多いと思います。


7月末の朝日新聞別刷「EduA」に
ビリギャル(小林さやかさん)を育てた
お母さまの橘こころさんのインタビューが載ってました。



「学年ビリのギャル」が、
現役で慶応大学に合格できた背景には、

「その子の存在自体を認める」と、
「認めて褒める」


があったそうです。




こころさんは最初、
育児書通りにさやかさんを育てようとされた。

初めてのお子さんで、分からないことだらけだから。




しかし“完璧な育児”を目指すうち、
幼児のさやかさんの笑顔がなくなっていったそうです。

   
   (イメージ)



「完璧な子育てじゃなくても、
 この子が笑顔でいてくれれればいい」

「命令文で人の行動は変えられない」


と気づき育児書を全て捨ててしまわれました。




「子どもに『〇〇しなさい』と言っても逆効果。
 代わりに、なぜそうしてほしいのか、
 自分の経験を総動員して伝えるようにしました」

(記事より引用)

 


  
  (「勉強しなさい!」は逆効果・・・ですよね。^^;)





小学校に入ってからは、
「おとなしく、学校生活は楽しくなかった」さやかさんは、

「自分のことを誰も知らない環境でやり直したい」と
私立中学へ。




「なりたい私」に開眼する一方、
茶髪に短いスカートの「ギャル風」に変わり、
成績も散々。(^_^;)

      


とうとう、煙草を隠し持っていたのが見つかり、
学校から親子ともども呼び出しをくらいます。




しかし、叱責する教師を前にこころさんは、

 

「こんなにいい子、いないと思いませんか?」と。




困っている友人を放っておけない

さやかさんの思いやりや優しさを、

お母さんだけは知っておられたから。

そして、それを信じていらっしゃったから。

 


   




そんな母の直感とも言うべき何かが、
「慶応挑戦なんて無謀だ」の大合唱の中で、
ものすごい応援になったんだと思います。


  
  (東京タワーからの、慶応大学三田キャンパス全景。
   Wikipediaより)




さやかさんご当人が、著書
『キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語』
の中でこんなふうに書いておられます。

「私が本当の意味で落ちぶれなかったのは、
 母のおかげ」





きっと今彼女があるのは、
“存在自体を認められた”から、なんでしょうね。


※お母さんのこころさんは、さやかさんを、
 例えば、「学校から無事に帰ってきてくれた」・・・
 というふうに褒めておられたそうです。





子どもは、

「自分はありのままの自分でいい。
 自分は必要な人間だ」

と感じられるから自己肯定感が育つ。

 


  



 

 



「認められた」と言えば、
50才の会社役員の男性も
朝日新聞本紙の「声」欄にこんな投稿を。



その男性が、かつてグレていた時の三者面談。

副担任が咎めるように、
「どうされるんですか?進路は」と言った時、


寡黙な父親はハッキリと

「息子に全て任せています。
 息子を信頼していますので」


言ってくれた、と。

 


それが、後々すべての糧になった、と。




この方の場合も、
親御さんは問題行動の奥底に、

「この子ならではの本質」みたいなものを
見抜いておられたのでしょうね。


だから、

「俺が信じてやれんで誰が信じてやれる」
と腹を括られた。


   

 

 


たとえグレていても、
見てくれがどうでも、

“自分の存在”を受け入れてくれる人がいる。

そう思えた時、人って変わるし、底力が出てくるんだろうな。




親子ってどんな関係であっても、
その一点でつながっていれば大丈夫。(・.・*)(._.)

 

 


だからこの夏休み、

やんちゃで、時に きかん気(きかんき) なお子さんを

よ~~く見つめてみませんか?

 

 

「これは何があっても信じたらなアカン」なポイント、

見つかると思いますよ。ひらめき電球

 

   

 

 

 


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