ここでよく紹介させて頂く、
和歌山県有田の岡庄みかん畑の岩﨑さん。
彼は、みかん屋さんであると同時に、
グローブ屋さん、でもあります。
前職がグローブ職人さんなんでね。(^_^)/
なので、みかん娘やレモンちゃんのお世話の合間を縫って、
地域の小学生野球チームのコーチもされてるし、
子どもたちのグローブの修理なんかも。(^^)v
ある日、
「コーチぃ~。今日はこのグローブ使いますぅ~」
って練習前に声かけてきた子がいて。。。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
どうやらそのグローブは・・・なんとっ
「おばあちゃんのグローブ」だったらしい。
なんでも、おばあちゃんが昔使ってはったんだとか。
でもずーっと押し入れの中に入れっぱなしだったんで、
皮がカッチカチになってた。
それで岩ちゃんのところに修理して~って持ってきはったそうな。
小学生のおばあちゃんというと、
私より10歳くらい年上?かな。
その頃にももちろん女子野球ってあったけど、
今ほどメジャーではない。
そんな時に活躍してらしたおばあちゃん。
半端ないっ(^^)v
そりゃあお宝っ
そんなお宝を、
「(皮を)柔らかくしてちょこっとメンテナンスしてあげて」
(by 岩ちゃん)
みかん屋さんの岩ちゃんの所に、
ごくごくフツーにグローブを持ってきて、
「お願いします」って言える関係。(^_^)/
「なんかすごいやんエエやん
」って思った。
本業を越えて、
それぞれがそれぞれの“得意”でも認識され、
「〇〇屋の〇〇さん」、だけでなく、
「☆☆の(が得意な)〇〇さん」
としても愛される、
ってことが、地域密着の事業者さんに
とーーーっても必要なことなんじゃないかな、と思いました。
そこで紡がれるのは、
他愛ないお話しであり、
親と子、子ども同士、親と親の関係性。
おばあちゃんのグローブを持ち込んできた子も、
グローブをはめるとおばあちゃんの顔が浮かんできて、
家でも昔や今の話をしたり、
家族や友達とグローブを通していろいろお話しているそうです。
自分の得意を活かして
(地域で)モノとモノ、人と人、
人とモノのつながりを
舫(もや)っていく。
それは直接のモノ売り・サービス売りよりも、
遥かに濃密な関係性を伴って、
長く本業に貢献してくれる。
そう信じるに足る十分な理由、
このブログから読み取ってもらえると思います。(^_^)/
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