昨日の「お教室の先生へ」ブログの続き
というわけではありませんが、
「(趣味や学びの)教室の先生」という立場だからこそ、
(学校の)教師や(会社の)上司といった
公的色の強い立場を越えて、
生徒さんにさまざまな気づきも与えることができるんだと
思っています。
だからこそ、どんなお教室の先生にも、
自信と、“伝える力”を持って頂きたい~
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
ある日のバレエのレッスンで先生に、
「ストゥニュー※で、顔が上向いてしまってるよ。
それじゃあ“あおる形”になって回れないし、怖いよ」
と言われてしまいました。
※こんな動きです。
お手本をされている先生の頭の位置にご注目ください。
頭がまっすぐ水平移動してますよね。
私はこれが少し仰角になってたんです。(^_^;)
自分では全然気づいてなかったので、
「ピケ(同じく横に移動しながら回る動作)の顔の角度も
そんな感じだから、癖になっちゃってるんだね。
意識して直してね」と。
言われて初めて気づく、自分の癖・・・。
=第三者の目でないと、
分かりません。
気付かないからこそ癖、ではあるんですけど、(^0^;A
指摘してもらえなければ、ずーーーっとそのまま。
平成の最後辺りに神戸・三宮で起きたあの悲しいバス事故も、
当該運転手は、「いつも通りの発進動作をしていた」と
説明しているそうですが、
その「いつも通り」ってのも、慣れや癖の一種。
だから同じ兵庫県のバス会社は、
その「いつも通り」に気づいてもらおうと、こんな研修を始めてます。
これくらい“外からの目”がないと気づけない!
っていうことの証だと思います。
そんな「自分以外は皆師」とか、
「“自分視点”だけだと必ず盲点ができる」っていうことに、
すんごく身近で、且つ、即気づかせてもらえるのが
趣味やスポーツ、学びの「教室」だと思います。
「教室」の先生だけでなく、
同じ生徒同士でも、視点は違います。
全然分野は違いますが、
“視点の差”を実感頂くために、
こんな写真を引用させてください。
大阪日日新聞に1か月に1回掲載されてる
「大阪日日アマチュア写真展」です。
(個人を特定できない形で引用させて頂きました。)
5月のテーマは「食卓」。
同じ「食卓」というテーマでも、
撮る人によって被写体も撮り方もこれほど違う
一番ビックリしたのが、お母さんの母乳を飲む赤ちゃん。
確かに赤ちゃんの「食卓」はお母さんの胸。
かと思えば、その写真の横には、
「食卓」を用意する台所の写真。
人の「食卓」があるかと思えば、
犬の「食卓」もある。
一人の「食卓」もあれば、
大勢の「食卓」だってある。
いかがでしょう?
もしあなただったら「食卓」をどういうふうに、何を撮りますか?
あなたのパートナーさんや、
お子さん、お孫さん、或いは
お母さんお父さん、おばあちゃんおじいちゃんだったら、
何をどう撮るでしょう?
ね、それくらい人によって違うんです。
だから“その目”でもって自分を見てもらう、
お互いを見合うって、とっても大事~~。
(例えば、パソコン教室で、
高齢の生徒さんが若い先生の指導に、
スキルを越えた何かに気づくことだって大いにありえます。)
そんな“視点”を提供してくださる
お教室の先生や友達って、ホント貴重~~
だから、先生方はもっと胸を張って
教室自慢をしてほしい。
そのエエとこが、
どうしたら伝わるかを学んでほしい。
あなたのことが“伝われば”、
たくさんの人が~大人も子供も~
“助かる”んですから。
(PS)伝えるためのあれこれ・・・の一つ、
明日のブログに書かせて頂きます~。
ここから続けると長くなってしまうので。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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